外国人出稼ぎ労働者が作る多国籍通り クアラルンプールの裏チャイナタウン
このブログを読んでいただいて テリマカシイ。
テリマカシイとはマレー語でありがとうのことです。インドネシアでも通用します。
この記事では、クアラルンプールのチャイナタウンにある多国籍ストリートについて紹介します。
クアラルンプールって、『住むのはいいですけど、観光はつまんないよね』とよく聞きます。
実際クアラルンプールを訪れる欧米人も、2日くらい滞在したら別の街に行くことが多いです。エアアジアがあるので中継地点にされるんですよね。マレーシアは、クアラルンプールよりも近隣の都市、ペナンやボルネオ島、または美しいビーチリゾートが外国人観光客にとっては有名です。
クアラルンプールを滞在する外国人は、ツインタワーやチャイナタウンを観光することが多いと思います。
ですので、今回は、そのチャイナタウン周辺で、魅力的な多国籍ストリートについて紹介します。
ディープな魅力的な観光の一つになるかと思います。
目次【本記事の内容】
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- 1.クアラルンプールの多国籍ストリートとは?
- 1-1.どこにあるのか?
- 1-2.何があるのか?
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- 2.フィリピンの人が集まるビル Kota Raya
- 2-1.どこにあるのか?
- 2-2.何があるのか?
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- 3.まとめ
クアラルンプールの多国籍ストリートとは?
マレーシアは、東南アジアでは比較的平均給与が高いために、周辺国から出稼ぎ外国人が多く訪れます。
そして彼らからも、数が増えればどうしても、慣れ親しんだ自国の食べ物が食べたいなあとか思いますよね。
すると、そういったお店が自然に増えてきます。
近年、クアラルンプールのチャイナタウン周辺にはそういったお店が増えてきています。特に、フィリピン、バングラデシュ、ミャンマー、ネパールが多いですね。インドネシア人の出稼ぎ労働者も多いのですが、インドネシア人は言語も文化もマレーシアとほぼ同じなので、すでに同化してしまっている印象があります。
どこにあるのか?
クアラルンプールのチャイナタウンンにあるマクドナルドの近くですね。
具体的には、
- Jalan Tun Tan Siew Sin
- Lebuh Pudu
の2つになります。
Jalanは道という意味のマレー語、Lebuhも道という意味だったと思うので、いわゆる
- Tun Tan Siew Sin通り
- Pudu通り
というような意味になります。
距離にして、100mもないと思うので、時間もかかりません。
この通りが、バングラデシュ、ネパール、ミャンマーショップがひしめき合う通りですね。ここはもはやマレーシアではないでしょう。
こんな感じの通りです。
何があるのか?
バングラデシュレストラン、ネパールレストラン、ミャンマーレストラン、それぞれの国のショップなどがあります。
これはバングラデシュレストランですね
これはバングラデシュの銀行ですね。バングラデシュからの労働者が、母国にお金を送金するのに利用します。
座ってくつろぐ皆さん。
ミャンマー語ですので、ミャンマーレストランです。
ネパールレストランですね。
これもバングラデシュの銀行っぽいなあ
ミャンマーの噛みタバコを作ってますね。
マレーシアでミャンマーの噛みタバコを作っているのはこのエリアだけでしょう。観光客の皆さんも、噛みタバコを試してみてはいかがでしょう?別に高くないですが、舌が痺れます。ガンの元になるらしいですが。
ちなみに、ここではタバコを一本単位で販売していました。マレーシアの人は1本づつ買う人はいないので、完全に出稼ぎ労働者向け販売方法です。
まさに、ミャンマー感を味わうことができます。
Dhaka Biriyani house. バングラデシュレストランですね。
The Khukuri Restaurant. ネパールレストラン
Kathmandu Resutaurant & Bar. ネパールレストラン。
おいしいモモが楽しめるのでしょうか?
ちなみに、バーと記載がありますね。安い酒が楽しめそうです。
2階の方にはミャンマーレストラン。
これもミャンマーレストラン。
Gantawinは結構有名なミャンマーレストランです。ミャンマーの国民食のモヒンガーを食べることができます。僕も一度行ったことがありますが、ミャンマー人以外はほとんど来ないのでしょう。めちゃめちゃ見られましたwwww
ちょっと離れたところには、ミャンマーショップもありますね。
こちらも、レストラン Gurkhaとあります。ヒマラヤの写真があるのでネパールレストランでしょう。
バングラデシュとネパール人が多いのは知っていたのですが、近年ミャンマー人が増えている印象です。勢力図も変化があるのかもしれません。
フィリピンの人が集まるビル Kota Raya
シンガポールのオーチャード通りには、ラッキープラザという出稼ぎのフィリピンの人が集まるビルがあります。
日曜日にはメイドの仕事がお休みなので、フィリピンの人が集まって楽しくやっています。
同じようにマレーシアにも、日曜日になるとフィリピン人の人が集まる建物があります。
どこにあるのか?
Kota Rayaというモールになります。あまり綺麗ではないので、ローカルマレーシア人は特に興味もないと思います。Kota Rayaは大きく目立つので、バスなどでチャイナタウンなどのこのエリアを示すときに、Kota Rayaと言ったりもします。
何があるのか?
フィリピンの食材やお土産を扱うショップ、フィリピンレストラン、美容院、送金用の金融機関などです。
近くのスターバックスにも、フィリピンの人が集まっています。
特に日曜日の午前中はすさまじい活気です。一度ご覧になる事をお勧めします。
なお、一個5RMでフィリピンの名物バロットも売っています。勇気のある方はお試しあれ。
フィリピンのものを取り扱うショップ。
みんな集まって、楽しんでいます。
送金用の金融機関。わざわざフィリピンの国の看板。
まとめ
クアラルンプールはもともと、マレー系、中華系、インド系が住んでいるので多国籍風味があるのですが、出稼ぎ労働者も合わせるとアジア全域の文化が混ざるようになります。
観光地のチャイナタウンからも100メートル程度しか離れていないので、一度は足を運んでみる事をお勧めします。
とくに日曜日のKota Rayaの活気はおすすめ!