ネパールのカトマンズからインドのブッダガヤまでのバスの道のり

 

カトマンズからインドまでバスで行く!と考えている人は多いと思います。今頃はインドのLCCが価格が安いので、ネパールからインドに行くなら、カトマンズからデリーに飛行機で飛んでしまった方がいいと思います。

ですが、インドのどこかの都市に寄りたいとか(僕の場合はブッダガヤ)思っている人の場合は、バスで行くほうが良いケースも多いでしょう。

この記事では、その行程やルートと、長いバス旅の際に考慮すべき点を記載しています。

ずばり、深夜バスに乗ってバス内で夜を明かせるような行程を組め!ということです。

 

 

 




 

バスでカトマンズからインドのブッダガヤへのルート

 

道のりとしては、

  1. ネパールのカトマンズから国境のビルガンジへ
  2. インドのラクソウルからインドのパトナへ
  3. インドのパトナからインドのブッダガヤへ

というバスの旅です。

 

ネパールのカトマンズから、国境のビルガンジへ

 

まずカトマンズのジープステーションまで向かいます。場所はこの辺りです。このBalkhuというエリアに多くのSumo Jeep業者がいます。価格は違うかもしれませんので、それぞれに確認してみてください。価格は500ネパールルピー程度だったかと思います。

このようにジープが並んでいます。

このようなマーケット市場がありまして、その脇の道を入ったところにSUMOの業者を見つけました。

約5時間の旅です。道が悪いため、揺れまくるので注意してください。

標高が高い場所にいることを実感できます。

朝早く出発して、昼くらいに国境の町ビルガンジへ到着。この街はほとんどインドの植民地のような感じがしました。元々ネパールとインドが友好的な関係ですし。ジープはビルガンジの中心、下記のエリアで下ろされます。

 

こんな感じの場所です。ここから歩いて国境までも行けます。疲れた場合は、リキシャでもどうぞご利用ください。

イミグレの建物。

ネパールを出国。そしてインドのラクソウルに入りまして、インドに入国します。インド側のイミグレ近辺の写真はありません。なぜならインド側はすごく厳しいからです。スマートフォンを上に上げただけで注意されます。ネパールのようなおおらかな国とは180度違う世界へ入ったことを痛感します。

インドはおおらかな国のようなイメージの方もおられますが、超形式主義・超官僚主義・超権威主義国だということを実感させられます。

インドへの入国ビザ申請時に、こと細かく書かされた人は、この意味が分かるのではないでしょうか。

 

 

インドのラクソウルからインドのパトナへ

インド国境の町ラクソウル。ここからバス停を目指します。ネパールが懐かしいです。インドは混沌とカオスしかありません。入国したばかりですが、すでに一刻も早く抜け出したい気持ちになります。さて、ここで一つ助言なのですが、ネパールルピーが余っていたら、さっさとインドルピーに変えておくのが良いと思います。なぜなら、どこに行こうとネパールルピーは嫌がられます。レートがすこぶる悪いです。力が相当弱いのだと思います。国境の町で変えたほうがレートは良いのではないかと思います。

 

場所はこのあたりになります。国境から歩いて30分くらいです。

ここでインドのパトナまでのバスのチケットを買います。寝台です。

寝台で350ルピーでした。交渉をしてこの価格にしたので、そんなに悪い価格ではないと思います。というか、インドは相場が正直よく分からないのでとりあえず交渉はするべきです。

ってか汚すぎる……。15時くらいに出発しました。実は、この15時に出発したのが失敗でした。

のどかな農村を見ながら、パトナに向かいます。6時間くらいバスに乗っていたと思います。インドのパトナへ到着したのが、その日の夜でした。これが失敗でした。

 

 

 

インドのパトナからインドのブッダガヤへ

インドのパトナ到着。

バスステーションの場所はここでした。

 

リアル深夜特急でした。12:55以降をご覧ください。パトナに夜に着いてしまいました。

 

バスステーションに夜に着いてしまいました。もう次の都市、ガヤもしくはブッダガヤに行くバスはありません。これはある意味痛恨のミスでした。

バスステーションには寝てる人がいっぱいいます。

大都会の真ん中なら何とかなるのですが、こんな田舎の人気の無いところで朝まで滞在するのか……と愕然としました。当然旅行者がいると、インド人が寄ってきます……。

最初はあまり良くないかなと思っていたのですが、インド人と話をしていたり、この近辺の状況を見ていると、さほど治安が悪いわけではないなと感じてきました。なぜならこのエリアは人も多く、夜中ずっと屋台が多く並んでいたからです。ホテルを取ることも考えましたが、本日はこのまま朝までここでゆっくりすることにしました。

上記のバスステーションで寝ようとしましたが、蚊が多くて寝られませんでした。ホテルを紹介してやろうか?ということで、インドのホテルアプリOYOで予約を取ろうとしてくれた人もいましたが、深夜遅くに移動するのもと思いまして辞めました。

結局このバスステーションが一番安全でした。

しょうがないのでみんなで焚き火で温まる。

朝5時くらいに、ようやくバスが発車しだしました。当初、パトナ→ガヤ→ブッダガヤのルートを考えていましたが、パトナからブッダガヤまでの直行バスがあったのでそれを利用することに。

ようやく、仏教の聖地ブッダガヤに到着しました。

 

長旅でした。

 

まとめ

 

ネパールのカトマンズから、インドのブッダガヤまでのバスの道のりを記載してきました。

もう一度記載すると、道のりとしては、

  1. ネパールのカトマンズから国境のビルガンジへ
  2. インドのラクソウルからインドのパトナへ
  3. インドのパトナからインドのブッダガヤへ

というバスの旅です。

バスステーションの場所も分かりやすいように記載してみました。旅行者は、どこにバスターミナルがあるんだ?と迷いがちだと思いますので。

ただし、この記事で本当に言いたかったことは下記です。

 

できれば深夜バスに乗れるような行程を計画すること!!

 

夜に駅やバスステーションに着いてしまうと、その日に宿をとるか?もしくはその場所で夜を明かすという行動が必要になります。せっかく宿をとっても朝早いバスなら宿代がもったいないですよね。でも夜を明かすのも危険が伴います。

深夜バスで移動していくような行程なら、安全な旅ができます。

僕の場合は、パトナのバスターミナルで夜を明かすことになってしまいました。それは、ラクソウルを出発するバスの時間が早すぎたからです。

ラクソウルを夜に出発して、朝方にパトナにつくようにしていれば、バスの中でゆっくり眠れて、そのまま朝パトナについてから、バスでブッダガヤに向かうことができました。

パトナのバスターミナルで夜を明かす必要は無かったわけです。

 

皆さんの旅が、より楽な行程になることを祈っています。




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