クアラルンプール近郊の人気の釣り堀 Kolam Pancing Seksyen 24 で巨大魚を釣ろう!
本記事では、クアラルンプール近郊でおすすめの釣り堀の、Kolam Pancing Seksyen 24の紹介記事です。今までクアラルンプール周辺の釣り堀にいろいろ行きましたが、ここが個人的には最も気に入っています。
なぜこの釣り堀をお勧めするかというと、
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- 安い
- 近い
- デカい
をすべて満たしているからです。
日本ではなかなか楽しめないような巨大魚の引きを存分に楽しめるのがタイとマレーシアです。東南アジアの他の国にもあると思いますが、この2か国は釣り堀が整備されているし、いろんな意味で行きやすいのだと思います。(ミャンマーなどにもあるようですが外国人は入れないとか、獣道を通るとかいろいろ難易度が高いんですね)
Kolam Pancing Seksyen 24は公共交通機関だけで行けます。Grabも使えばさらに楽に行けますね。何度来てみても、ローカルばかりで外国人をあまり見たことはありません。
もうすでに釣りなんていくらでもやってるよ!という方も、新しく始めてみようかなという方も、ここは楽しめると思います。
目次【本記事の内容】
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- 2.なぜKolam Pancing Seksyen 24がおすすめなのか
- 2-1.安い
- 2-2.近い
- 2-3.デカい
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- 4.必要な装備とおすすめ品
- 4-1.必ず必要な装備
- 4-2.持って行ったほうが良いおすすめ品
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- 6.まとめ
Kolam Pancing Seksyen 24の場所
Kolam Pancing Seksyen 24の場所はこちらになります。
結構住宅街に近いですね。というか住宅街です。ですので、周辺には
- セブンイレブン
- レストラン
- 小学校
- スーパー
などが沢山あります。そのため、郊外の何もない人気のない場所にポツンと釣り堀があって、帰りのタクシーが捕まらないとか、夜帰る際に暗くて何もなくて不安だなどのことがありません。Kolam Pancing Seksyen 24は24時間営業ですが、治安的にも問題はないでしょう。住宅街、24時間営業のレストランもコンビニもあります。気軽に来れます。
クアラルンプール周辺には、いくつかの釣り堀がありますが、基本的に郊外の外れにあることが多く、交通の便が悪いです。車を持っていれば問題ないですが、バスや電車などの公共交通機関で行くのはなかなか難易度が高いです。人の多い市内からGrabで行ったとしても、帰りの際にGrabが見つからないというケースも多いでしょう。クアラルンプールを旅行している旅行者でも、車のない在住者でも比較的簡単に行ける人気の釣り堀がここです。
行き方
もしクアラルンプール市内からバスで行くならば、Pasar Seni駅の隣にあるバス停から、750番のバスに乗りましょう。バスカードを持っていれば、カードをタッチするだけでよいですが、バスカードがない場合はドライバーに『Shah Alamまで』と伝えればよいでしょう。
そして、下記のバスステーションで降ります。
このバスステーションからはGrabで『 Kolam Pancing Seksyen 24 』を検索して行きましょう。金額は10RMかからないくらいで行けます。Kolam Pancing Seksyen 24は住宅街なので、治安や帰りのバスを気にすることなく簡単に行けます。ちなみにこのバスステーションからクアラルンプールに帰る最終のバスは22:00くらいになるので、それ以降まで釣りをするならば、Grabでクアラルンプールから直で移動したほうがよいでしょう。Grabで合計30RM程度かと思われます。車があるなら、もっと簡単に行けますけどね。
この周辺には、Mydinというスーパーマーケットがあるので、魚用の餌としてそこで白身魚のぶつ切りやサーモンを購入してもよいでしょう。
もっと釣り堀に近づける公共交通バスもあるのですが、少し分かりにくいので、Shah Alam City Bus Terminal を拠点にするほうが良いと思います。
ちなみに、クアラルンプール周辺の公共交通機関の移動は、下記のMoovitのアプリを利用すると便利です。
マレーシアが誇るキングオブ公共交通機関の僕と神アプリ Moovit が、クアラルンプールのバスの使い方をお伝えします!
なぜKolam Pancing Seksyen 24がおすすめなのか
なぜこの釣り堀をお勧めするかというと、
-
- 安い
- 近い
- デカい
をすべて満たしているからです。
安い
入場料は 35RMで12時間利用OKです。格安ですね。クアラルンプールの他の釣り堀は、3時間や4時間の利用で100RM以上の料金のケースが多いです。その場合は、多種多様な魚がいたりします。が、金額が高いですね。ルアー使用の場所も多いので、投げて投げてと忙しい感じです。ゆっくりはしにくいです。何も釣れなくて坊主だと悲しいですね。ちなみにKolam Pancing Seksyen 24の入場料は、人数ではなく、竿の数です。4,5人で入場しても、竿が一本なら35RMだけで良いです。ですので、家族でやってきて、お父さんと子どもだけで一本の竿で釣りをしていて、他の奥さんや友達は屋根の下でずっと話をしているだけというケースもよくあります。このように安いのもローカルに人気の理由かなと。竿の数なので、購入した入場券を超える竿数をこっそり使ってもバレない気もしますが、まあルールは守りましょう。また、12時間過ぎて滞在していてもバレないような気もしますが、まあ疲れてくるので多くの人はとっくに帰っているでしょう。
近い
近いに関しては、先ほどの場所の欄で記載した通りですね。クアラルンプール周辺の住宅街ですので、行き来も簡単です。
デカい
デカいという点に関してもオススメです。ローカルの釣り人に聞くと、雷魚(トーマン)もここは釣れるよと言っていましたが、今まで一度も見たことはありません。Cat Fishだけです。だが相当デカイです。20gクラスもいるようです。池を見ていると、魚影もたびたび見えます。仮に小さくてもかなりのパワーもあります。ちなみにここはルアーは禁止です。たまにローカルの釣り人がこっそりルアーを使っていますが、本来禁止です。特に従業員の人が巡回しているわけでもないので、たぶんバレないのですが。あと、ここはマレーシアです。ローカルの釣り人がちょっとくらいはいいかなと違反行為をするのと、外国人がローカルのエリアに入って違反行為をするのは、意味が全然違います。前者は『ああ何やってんだアイツは、困ったやつだ。ルールを守れや』くらいで済むかもしれませんが、外国人ならそれでは済まないでしょう。強い罰則があるという意味ではなく、住まわせてもらっている立場の人間がローカルを超えたルール違反をするのは、ローカルの人からすると心情が著しく悪いという意味です
Kolam Pancing Seksyen 24の釣り
入り口はこういう感じ。僕は基本的に朝から釣りを開始します。夜は涼しいので、夜から釣りに来る人もたくさんいると思います。
左側の小屋が受付です。入場料35RM(2019年現在約900円)を支払ったり、餌を購入したりします。飲み物や簡易的な仕掛けも売っています。簡易的ですが、十分この釣り堀での使用に耐えれると思います。当然自分で自作の仕掛けの方が面白いとは思いますが。ちなみに普段海釣りに出かけられているというローカルの方は、ハリスに70ポンドを使用していました。それだけパワーのある巨大魚がここにおり、簡単にラインブレイクしてしまうからでしょう。
ジャックポットもあるようですね。
一回入場すると、12時間滞在できます。一度入場すると、退店するまでこの釣り堀から出てはいけないみたいなルールだったのですが、この前、『近くのセブンイレブンに買い物に行きたいから外に出てもいいか?』と聞いたら、普通にOKでした。外出も自由に可能なのかな? 今までは、外出禁止だったので、近くのレストランやセブンイレブンでご飯や水を買い込んでいましたが、外出自由ならもっと自由に行動ができますね。
チケットはこんな感じ。マレー語なので、書いてあることがいまいちよくわかりませんが、まあ細かいことは気にせずに行きましょう。
看板を見ているといろいろな魚が釣れるようですが、今までCat Fish以外は見たことがありません。。。
重さをはかることもできます。10kgはこの釣り堀ではあまり大きいほうではないと思います。
レストランもあります。夕方17時以降に開店だったはずですが、この前行ったときは夜になっても開店していませんでした。まあ自由なのでしょう。基本スタンスとして、食べ物は持ち込みが良いです。
釣り堀の雰囲気はこんな感じ。
基本的に、このような景色を強制的に一日中楽しむことになります。。。
いくつか屋根のある場所があるので、この場所を確保することがまずは最優先事項です。
動画にすると、雰囲気はこのような感じになります。
では入場した後は、場所を確保します。
Kolam Pancing Seksyen 24の釣りに3回ほど行きましたが、場所取りも重要です。
- 屋根のある場所の確保
- 角に近いエリアはおすすめしない
この2点が重要です。『屋根のある場所の確保』は言うまでもありませんね。マレーシアは暑いですので、日陰に入らないとすぐに疲れてしまいます。屋根のある場所が確保できるのが一番良いのですが、どこも先客に取られている場合は、木の影に椅子を置いてそこに座るか?、もしくは一言伝えてから屋根のある場所に少し入らせてもらうのが良いでしょう。
『角に近いエリアはお勧めしない』については、他の釣り人と糸が絡まる可能性が高いからです。自分の投げた先に、真横から糸が飛んでくるので、糸がかかる事が非常に多い。お互いに『Sorry』を言い合うことになります。
下記の図でいえば、赤い場所を陣取るようにしましょう。特に泳がせ釣りをする場合は、真ん中の方が良いでしょう。角の場所はローカルも嫌がります。ローカルの釣り人も、角の場所をとるくらいなら、たとえ人が多く密集していたても、真ん中を陣取るケースがありました。
では、餌をセットします。
この釣り堀で売っている餌は下記の2つですね。ペレットと乾燥したパンのようなものです。これが売っているので、この釣り堀では一番オーソドックスな餌なのでしょう。
ペレットは10RM、パンは2RMで販売されていたと思います。
ペレットを手でこねて、にんぎにんぎして、針の周りを覆います。また巻き餌用途にも使います。
針にはこのパンのようなものをつけてもよいです。ペレットはあまり触り心地もよくはないですが、多くのローカル釣り人が使っています。
餌は大別すると、
- 釣り堀で売っているペレット(英語ではPellet)
- パン
- 生魚(泳がせ釣り)
- 魚のぶつ切り
に分かれるのではないかと思います。しかし、ここに来ているローカルの人はかなりここに慣れている(熟知している)人が多いので、多くの人は、この釣り堀に来る前に、自宅で自家製の魚のエサを作ってきて持参しています。3日前くらいから自宅の庭でペレットやパンや特殊な薬剤を調合して、3日間熟成させ、特別な匂いのするエサを作ってきていて、それを大量にバケツに入れて持ってきている人が多いです。かなり本格的です。マジかよって感じ。。。。
ですが、日によって、Cat fishが食べたがる物が変わります。ですので、せっかくエサを事前に準備していても、その日のCat Fishが食べたい嗜好が変わって食べてくれないこともあるようです。
人間も、日本食ばかり食べたいわけではないですよね。今日は中華料理、今日は麺料理の気分だ!などいろいろあるでしょう。
今日は何の餌がヒットするのか?を早期に見極める必要があります。また、浮きを使うか?底を狙うか?生魚をつかうか?それらのどれが最も本日に合っているのか?を早期に見極める必要があります。
餌がその日の魚に合わないと、無駄な時間を長時間過ごすことになります。。。。。。
とりあえず朝から餌をセットして勝負!!
竿は、Medium heavyのノーブランドの竿。50RM(約1000円)で買ったものです。
リールは ダイワ エクセラー LT6000D-H。日本にはないモデルかもしれません。
ラインはPEの6号です。リールにはこれが170mくらい巻けていたと思います。
リールは強いのですが、竿は若干不安が残る戦いですね。ちなみに一緒に行った友人の竿はこちら。同じMedium heavyだったと思いますが、こちらのほうが竿もかなり強いです。60RM(約1500円)
とりあえず、すがすがしく朝の10時くらいから、釣りを開始。
しかし餌が悪いのか?あまり動きがない厳しい状態が15時過ぎくらいまで続く。あたりもゼロ。いや、当たりはあったかもしれません。しかし針をかけるタイミングが早すぎたりしたのか、いまいちかかりは無し。
隣の釣り人は、順調に釣れていた。
このままでは坊主で終わってしまう!と餌を変更。本日も餌の選択を間違えたか?
受付に戻り、生魚が売っているので生魚を2匹購入。
生魚は1匹2RM。安い。一つはぶつ切り用に、もう一つは泳がせ釣り用として針をつける。
背中に針を刺す。
しかしあまり動きがない。
ってか魚のぶつ切りを用意すると、この魚のぶつ切りを狙う凶暴な猛獣が釣り堀にいることを発見しました。
油断のならない非常に危険な猛獣なのでせっかくの餌を捕られないように注意してください。
よく考えたら、釣りたい魚はこの生魚の大人の魚なので、同種類の子供の魚は食べないのではないか?白身魚のほうが良いのではないか?などといろいろ考えていましたが、結局釣れない。
しょうがないので、隣のグループがよく釣れているので、どうやったら釣れるんですか?『Can you please how to catch fish?』と聞いてみる。
釣りたい!けど釣れない!うわあああああああ!という場合には、釣れている人に聞くのが鉄則です。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。僕は釣りの初心者ですが、ここの釣り堀に関しては、技術うんぬんよりも、餌が合わないと全くかからない気がします。釣れている人の仕掛けや餌を教えてもらって、結果を出すことに専念する方がいいと思いますね。
そのためには人間力が必要ですが、基本的にマレーシアの釣り人の人は、『すいません。釣りたいのですが、どうやってるんですか?』と聞いて、嫌な顔をする人はいないと思うので。。。。
というと、隣のグループの人が、小さい別の種類の生魚を分けてくれることに。釣り方も伝授してくれることになったため、がぜんやる気が出る。
投げもお任せしたところ、すぐにヒットが!!!!!
Medium heavyの竿がしなるしなる!!
引っ張っても引っ張っても全然引けてないですね。竿が弱すぎるようです。だめだこりゃwww
長い戦いの後、ようやく一匹目をGET!!
最初から最後まで全部自分でやったわけではないが、ようやく最初の一匹を釣り上げる!!!
10kg無いくらいかな。この釣り堀ではあまり大きくはない。というか、大きいクラスが釣れてしまうと、逆に竿が折れて釣れてなかったかもしれないですね。。。逆に運が良かったかな。
うーん、ちょっと小さい。まだまだ足りないな。
あたりは夕暮れから夜になる。夜の釣堀の雰囲気もいいですね。
友人もようやく一匹目をGET!!
帰り際、もう一匹分けてもらった生魚を泳がせ釣りにしてほったらかしにしていましたが、もう帰ろうかなと普通に竿を戻そうとすると、なんとCat Fishがついていた!!最後の最後に全力パワーで引き上げる。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
全然リールが回らねえ!!!!!もう疲れたお。翌日は筋肉痛に!!
なんとか釣り上げる!!
隣のお兄さんにも針外しを手伝ってもらう。話は変わりますが、このお兄さんはなかなかの強者でしたね。女性の友人を2人連れてきていて、その2人に小魚を釣らせておいて、その小魚で自分は泳がせ釣りをしていました。色んな意味でなかなかのプロフェッショナルでしたね。
最後の最後に幸運が。。。ってか泳がせ釣りにしていた生魚はほとんど力尽きていたと思うのですが、よく食べてくれたものです。
長い戦いを終え、ようやく帰路につく。
最初から生魚を用意して勝負しておけば、もっと楽な釣りができたのに。。と考える。
必要な装備とおすすめ品
なんどか釣り堀で釣りをしていると、必要と思われる装備がいくつかありましたのでいくつか挙げておきます。
必ず必要な装備
この釣り堀で釣りをする際に絶対に必要なものがあります。これです。
は?なんだこれ?と思った人は多いかもしませんが、これこそが最も必要なものです。
名前はY standといいます。ロッドやリールなどのタックルよりもはるかに必要なものです。なぜかというと、もし魚が餌を食べた時に、ロッドをこれに備え付けていない場合、一瞬で貴方のロッドやリールなどのタックルが池に引きずり込まれます。一瞬です。超ハイパワーなので。どんなに素晴らしいロッドやリールを準備してこようと、貴方の釣り堀タイムはそこで終了です。タックルにかけたお金も一瞬にしてパーです。放心状態を味わいたい人にはオススメです。
僕も初めてここに来た時は、ロッドを簡単に椅子に立てかけていたんですが、ローカルの釣り人が驚いた顔をして『何をやってんだ?一瞬で竿がなくなるぞ』と教えてくれました。事実その通りなんですな。
下記のように竿を椅子に掛けていた友人は、魚が食いついたのか?一瞬で椅子ごと竿が池にひきづりこまれてしまいました。
一瞬でリールと竿のタックルを失った友人は少しの間放心状態でしたが、別の竿で底を攻めていたら、なんとロストした竿が引っかかってまた戻ってくるという魚を釣るよりも遥かにレベルの高いミラクルを達成!!
まあこの装備がなくても、ドラグを緩めまくっていれば、引きがあった時に竿を掴む時間の猶予はできるかもしれませんが、誰もやってないですしあまりお薦めはしないかな。あまり糸を引っ張られると、周辺の人を巻き込んだお祭りになってしまう可能性もあります。
日本では大物を釣るときにはドラグを多めに緩めて待つというスタイルが多いのかもしれませんが、ここの釣り堀では、ドラグは固めにして、このY standでガッチリと竿を捕まえるというスタイルなのかもしれません。誰もがY standを使用しているので、同じ方法をとるほうがいいと思われます。
ルアーフィッシングなら、竿を常時手に持っているので、Y standは必要ないと思いますが。
相当強い装備が必要です。弱いタックルだと、すぐに竿が折れそうですし、ラインブレイクも多発するでしょう。弱いタックルでも、糸を伸ばしながら長時間ファイトをすれば釣れるのでしょうが、お祭になると他の人に迷惑がかかります。ある程度力のあるタックルで、オラオラーと引き上げる事をお勧めします。
お祭りなどのことを考えると、基本的に釣り堀に来るのは、土日よりも平日の方が気軽に楽しめるのではないかなと思います。人が多いと、糸にからまることも多いですし。
Y standを利用している状態。Y部分で竿をがっちりと抑え込む感じです。ドラグは適度に緩める。強く引っ張って糸が出る程度な状態。Cat Fishがバイトすると、竿が大きく動きますのですぐに分かります。
Y standは、この釣り堀で購入できます。確か購入する場合は、30RM程度。一日レンタルでは20RMくらいだったと思うので、購入したほうがお得でした。
ただこのY standは形が大きく、かさばります。そして、先端が尖っているので、持ち運びの際に注意が必要です。一度コンパクトに折りたためるタイプのY standを使用している釣り人がいましたので、折りたためるタイプのY standもどこかに売っていると思われます。耐久性もあるならば、折りたたみを探したほうが良いでしょう。
持って行ったほうがいいおすすめ品
釣り以外にもハイキングなどにも利用できますが、下記3点セットはかなりおすすめです。
- 卓上扇風機
- 蚊取り線香
- THERMAREST(サーマレスト) Zシート
特に卓上扇風機とTHERMARESTはどこでも利用できる素晴らしいガジェットです。蚊取り線香は正直微妙なところがあります。風が吹いているので、どこまで効果があるのか疑問ですが、マレーシアのようにデング熱が流行る地域では気分的には使った方が気分が良い。でも、長そで長ズボンを着るほうが効果的かな。
THERMARESTに関しては、僕はどこにでも持っていきます。カフェに行って、コーヒーでも飲みながら長時間作業がしたいときなどはこれを持って行って、椅子の上に敷いています。おしゃれなカフェでも、座り心地にこだわった椅子などを置いているところは少ないです。『デザインはよいが、ちょっと硬いでしょこの椅子。早く帰らせたいんかいな』みたいなのも多いです。そんな中で、椅子の上にこれを敷くと、疲労感が驚くほど軽減されます。ダイソーにも似たようなものはありますが、見た目もよく、所有欲もそそられます。ダイソーのものよりもクッション性は高いと思われます。
釣りとは関係ないですが、非常におすすめ!!!
実際に利用するとこんな感じになります。
クアラルンプールで釣り具を買うならKepong Tackle
クアラルンプールで釣り具を購入するならどこがおすすめですか?
もう一択しかないです。Kepongというエリアにある、Kepong Tackleという釣り具屋です。
もうここしかないです。
ここだけでいいです。
クアラルンプール周辺の釣具屋さんの中では”聖地”じゃないのかな。
他にも小さな釣具屋さんはいくつかあるのですが、このお店の各種メーカーの圧倒的な品揃え・店員やローカルのお客さんの多さは特筆ものです。仲良くなれば、小さな釣具屋さんでも良いと思うのですが、まずはここで問題ないでしょう。
実はクアラルンプールは、釣具屋さんのあるエリアは固まっている(いくつかの釣具屋さんが固まってお店を出しているエリアがクアラルンプール市内には複数あるということ)ので、他にもよい場所はたくさんあると思うのですが、とりあえずこのKepong Tackleでいいと思います。
ポートクランなどの海側に行けば、そこで釣りをしている人が多いです。釣りをしている人が多い場所には釣具屋ができると思うので、その辺にも釣具屋は多いかもしれませんね
Kepong Tackleの場所
行き方はGrabでも良いのですが、クアラルンプール市内中心部からバス一本で行けるので、その方が安いでしょう。Grabで市内からKepongまでいくとおそらく25RMくらいかかるのですが、バスなら2.5RMで行けます。
下記のKota Raya Bus TerminalからKepongまで、104番のバスで乗り換えなしで行けます。
古い渋いバスですね。ローカル感がかなりあります。
チケットは片道2.5RM。バスに乗る時ではなく、乗ってからバスの人がお金を徴収しに来ます。
『バスでは降りる場所がわからない』『どこで降りるようにバスのドライバーに言えばいいのか?』という場合は、Kepongにあるイオンに行きたいですと伝えれば良いです。余計な知識ですが、マレーシアではイオンのことをイオンとは言いません。『エイオン』と発音します。またKepongも『ケポン』と発音する人もいれば『クポン』という人もいます。まあ通じればどっちでも良いですが。。
またこのKepongは、中華系が多いエリアでもあるので、ご飯が美味しいのも特徴です。特にバクテーがおすすめです。タックルを買った後にでも、おいしいご飯を食べましょう。
Kepong Tackleの店の様子
シマノ・ダイワなどのトップブランドが所狭しと置かれています。最近のマレーシアの人はお金を持っていますので、最高級リールのシマノの『ステラ』なども、マレーシア人がどんどん買っていきます。
店内の写真は取っていませんが、餌としてのペレットが売っていました。
また非常に貴重な資料が壁に貼られていました。ペレットに混ぜることで、臭いや色をつけて魚に食いつかせるように調合するための一覧表でしょうか。このドリンクみたいなものもこの釣具屋にはたくさん売っていますので、興味のある方はご自分で調合してみても良いでしょう。
このお店に来て気づいたこととして、釣り界隈では、世界でも日本ブランドが圧倒的に強いですね。DAIWAとSHIMANO。ここは言う必要もない位の圧倒的なブランド力。ローカルマレーシア人からも大人気。近年では中国韓国台湾の技術革新や成長が目覚しく日本企業は売るものを失ってきていますので、今後は『釣り具』が一つの日本の代表的産業になるかもしれませんね。(皮肉も少し入っていますが。。。)
まとめ
- Kolam Pancing Seksyen 24の場所 行き方
- なぜKolam Pancing Seksyen 24がおすすめなのか
- Kolam Pancing Seksyen 24の釣り
- 必要な装備とおすすめ品
- 持って行ったほうが良いおすすめ品
- クアラルンプールでおすすめの釣り具屋 Kepong Tackle
などのことを記載してみました。
どこでもそうだと思うのですが、日によって、釣り上げラッシュが続く時間はある程度決まっていると思います。ラッシュが来る前に、ある程度その日に釣れる釣り方を押さえておくのが良いですね。
まず、ポジションはどちらか?
- 底
- 浮き
餌の選択は?その日は何が釣れているか?
- パン
- ペレット(通常売っているものでよいか?誰かが作ってきた特別製のペレットのほうが効果的か?)
- 魚のぶつ切り
- 生魚の泳がせ釣り
これらをできるだけ早い段階で理解することが、坊主になるかならないかの違いだと思います。
まとめると、ローカルの強者のように、ペレットを練り混ぜて3日くらいバケツで常温で保存して熟成させた餌を持ってくるなどのことまではさすがにしたくはないので、ペレットやパンを利用しつつ、生き餌を使うというのが最も良いスタイルかなと思っています。
そのためには、
- 巨大魚用の竿が1本
- 釣り堀内で生き餌を釣るための安い延べ竿1本
の体制が一番良いかなと思います。
友達と行って、片方が延べ竿で小魚を釣る。巨大魚用はペレットでポジションを探りつつ様子を見る。小魚が釣れたら、生き餌にして泳がせ釣りを行う。
これが一つの勝利のパターンかなと思いました。
そのためには、
- スカリ(釣り堀で釣った小さい魚を入れておくための網)
- 安い延べ竿
も必要な装備ですね。
事実、家族で釣り堀にきて、子供は楽しそうに小魚を吊り上げ、大人は子供の小魚を行け餌にして大物を狙うというスタイルを見ました。
次はこうしたいあれしたいということが次々と思い浮かびますな。
あ、あと仕掛けは、釣り堀で売っている仕掛けでも十分な気がしますね。餌の比重が大きいように思います。あとは魚がエサを口にした時に、針をかけるタイミングかな。
以上、マレーシア在住者は、日本では体験できないような大物釣りを一度は体験してみてはいかがでしょうか?ローカルの話では、タイのメコン大ナマズも凄い!と言っていましたね。東南アジアでは巨大魚釣り上げが出来るのも貴重な体験なのでしょう。
ではでは。