スマトラ島の静かな離島 ブリトゥン島

Belitungという場所を聞いたことがありますでしょうか?日本語ではブリトゥン島として紹介されているようです。
現地の人も、英語で話すときは、”ブ”ではなく、”ベ”の発音をしていました。
が、インドネシア語では、Beの音はブと発音することもあると思うのでどちらでも良いのかな。
日本語では、ブリトゥン島と記載があるケースが多いので、本記事ではブリトゥン島に統一しておきます。

ブリトゥン島に関しては、日本語のブログ記事も少しありますが、英語の記事としてもさほど多いわけではないようです。

この度、クアラルンプールからブリトゥン島へ行ける唯一の国際便がエアアジアから始まりましたので、行ってきました。

 




 

ブリトゥン島とは

インドネシアのスマトラ島の東海岸側の離島です。

 

 

どこにあるの?場所・地図

 

ブリトゥン島の観光について

クアラルンプール空港から、現在、月水金日の便が出ているようです。
どうも僕の便は、クアラルンプール – ブリトゥン島の最初の航空便だったようです。ブリトゥン島の空港からしても、唯一の国際線が始まったということだったようす。

 

現地に着きますと、現地のテレビや新聞などから熱烈な歓迎を受けてしまいました。

さて、どうやって市内のタンジュンパンダンまで行くか。
普通はタクシーなんでしょうが、まぁそんなに急ぎでもないので、Gojekを使うかもしくはDamriバスでも使おうかなと。

 

しかし、どうもGojekはあまり登録しているドライバーが少ないのか、全然ドライバーが見つかりませんでした。

なので、Damriバスを利用することに。市内を循環している無料バスがあるようで、それらを利用すれば市内まで行けるようです。バスは特に発車時間は決まっていなく、客がある程度が集まれば出発する様子。

空港から出た人は、だいたいタクシーを利用してましたので、正直客が集まる雰囲気はなかったのですが、急いでもないので、バスのドライバーさんと話をしながら、とりあえずDamriバスが発車するのを待つことに。

すると、僕しかいませんでしたが、そろそろ出ようかということでバスが発車することに。

市内のホテルの前まで送ってくれる。

 

宿:OYO 358 Hotel Martani Belitung

本当に最近はOYOが増えましたね。

部屋も広い広い。驚きでした。

 

ってかインドネシアって人口が多いからなのか、どこに行っても、こんなに従業員が必要なのかな?と思うくらい働いている人が多い気がしますね。

とりあえず、飯を食べましょう。

 

 

雨が降ってきましたが、市場はにぎやかですな。

 

 

Mie Belitung Atep – Tanjung Pandan(Mie Belitung、Es Jeruk)

味は、あんかけ焼きそばみたいな感じ。

僕としては味は普通だったかな。


でもこの街一番の人気店のようでしたので、この島に来たらぜひとも行ってみてください。

 

市内の風景はこんな感じです。田舎であることは否めない。

 
 




 
 

次は、ここです。

 

Satam Square Belitung

ただのロータリーの真ん中にある小さな広場ですが、少しインパクトがあります。

まだ明るいので、市内にある別の観光地に行くことに。

 

Traditional House Belitung

行ったら閉まってました(^_^;)

しかたないので、外側だけ見て写真を撮っておく。規模は小さいので、開いてたとしても、10分くらいで観光は終わるかな。

 

Adena

カニの店。

 

 

Tanjung Pendam Beach

Tanjung Pandan市内の西側にあるビーチ。ビーチと言っても泳げる場所ではなく、夕方に市民が夕陽を見に来る場所です。

すぐ近くには、屋台飯エリアがあります。

夜は市内を散策。あまり広くない街ですが、中心部だけは夜間でも人が絶えません。

コーヒー屋に集まるローカル、小さな島ですが、活気を感じさせます。

 

 

田舎なのですが、クラブ&バーがありました。

インドネシアはイスラム教徒が多く、基本的にはお酒を飲まない人が多いです。そういうところにクラブやバーがあるのならば、ジュースやノンアルコールビールを飲むのかな?と想像しました。なのでちょっと立ち寄ってみました。ビール1杯約70000ルピア。
インドネシア人も思いっきり酒を飲んでいました。

 

本日は島の北にある海岸でシュノーケリングツアーをする予定でした。
でしたが、なんとその日は早朝から雨が降っていました。
しかも、だいたい東南アジアの雨は強く降ってすぐにやむのですが、延々と4時間もダラダラと降るという……。

なんで雨季でもないのに、俺がリゾートに行くと雨が降るのかと……。

どちらにせよ、雨が降ったらその日の海はあんまりクリアにはならないだろうなぁと。

しょうがないので、雨がやむまでロビーでくつろいでいたら、ローカルインドネシア人の団体が、こっちに来い!一緒にコーヒーでも飲もうと誘われる。

行きたかったシュノーケリングはイマイチな結果になりそうだが、このようにローカルと楽しいトークもいいかもなと。

数時間後、やっと雨が止む。
早速宿でバイクを借りて、海岸に行ってみることに。


24時間80000Rp.

バイクを飛ばして30, 40分程度。やっと島の北側の海岸につく。
 




 

 

Tanjung Kelayang

 

インドネシア人観光客が大勢いました。シュノーケリングツアーに向かう人たちが沢山。ちなみに現地でもその場でシュノーケリングツアーに申し込めるようですが、その場合は船一隻を借りる形になるようですので、複数人でいかないと、一人で船を借りるようになるため、価格が高くつきますね。

 

Tanjung Tinggi

ここは、巨大な岩が多いところ。


これなどは、アンコールワットのタプロムを思い起こさせますね。

基本的にブリトゥン島の北側には、上記の2つの海岸がある。
シュノーケリングツアーは、Tanjung Kelayangからだけなので、間違えないように。

さて、行くはずだったシュノーケリングツアーに行かなかったので、時間が余ってしまった。なので、本日は島をバイクで回って楽しむことにした。

 

Danau Kaolin

ブリトゥン島の紹介記事によく載っているが、実際に現地に向うと、観光地という扱いでもなく、道路に看板も何もなかった。


確かにキレイといえばキレイだが、中にも入れないし、思いっきり工事をしている。。。

さて、次は、島の反対側、すなわち東側へ向かうことにする。片道70kmもの道のりを、レンタルバイクで疾走する。


キチンと道も舗装されているので危ないということは特にないが、延々と田舎な山道を進むので、虚しくなったりすることはある。


また、中腹あたりは少し標高が上がるので、天気は変わりやすくなる。
雨が降っても対応できる形の雨具があったほうが良いだろう

さて、島の反対側につく。
このエリアには、観光地が少し固まっています。

 

Museum Kata Andrea Hirata

インドネシアの有名な映画の撮影地を利用した観光地。

カラフルで目を引く場所なので、映画のことをあまり知らなくても楽しめるだろう。

映画がどうこうよりも、単純に写真を撮りに来ている人が多かった印象。

入場したら、本をもらいました。国際的ベストセラーのようです。

 

 

 

Ahok house

インドネシアのジャカルタ前市長のアホックさんの家。マイノリティの中華系で市長になるというのはすごいですね。

家に入ることはできませんが、庭を散策することはできるようです。

 

 

 

 

Replika SD Muhammadiyah Laskar Pelangi

映画Laskar Pelangiの学校のレプリカ。Ahok houseからバイクで10分くらい。

ファンにとっては感慨深いものなのだろうが、映画を見ていないので何とも言えない。

 




 

 

 

Kong Djie Siburik

帰り道、狭いが創業してから非常に長いという由緒あるコーヒー屋に寄る。


狭く、男臭い、男どもが集うという感じの味がある珈琲屋ですね。


しかし食器もかなり風格を感じさせますね。

昨夜も飲みましたが、温かく甘いコーヒーを口にすると、時を止めてくれる……そんな雰囲気を感じます。

店内の雰囲気も時が止まっている感じだが(^_^;)

 

Dapoer Belitong

素晴らしかった。雰囲気もおしゃれで、店内も清潔で、味も素晴らしかった。


ブリトゥン島に来たら、ここは一番のオススメですね。

スタッフに英語が話せる人もいます。
特にシーフードは大きさや重さによって、金額が大きく変わることもあるので、事前に確認したほうがいいですね。

 

 

さて、最終日は朝8時から開いている博物館に行くことにした。

 

Museum Tanjung Pandan

ここの博物館は特に何もなかった。博物館と小さな小さなミニ動物園が併設されていた。

 

 

この島でのすべてのタスクは終わった。
あとは、Gojekで空港へ移動するだけだった。

 

ブリトゥン島の空港は小さい。街の公民館のようだ。売店もレストランも何もない。

なので、特にやることはない。ただ待つだけだった。

ちなみに、空港内にコンセントを差し込んで充電できる場所はたくさんあるのだが、イミグレーションを渡った先にはコンセントはない。

なので、充電したい場合は、イミグレーションを通る前に終わらせておくことをオススメする。

 

まとめ

ブリトゥン島は静かな島だった。あまり娯楽もない。島の北側にはビーチが広がり、少しだけホテルが並んでいるが、ホテル以外には何もなかった印象。静かに旅行をしたいという場合は北のビーチ側に宿をとるのが良いが、Tanjung Pandan側に宿をとってタウンやレストランを散策するほうが面白いのではないかと思う。

ただ、観光客が少ないので、賑やかに楽しむのには向かない。普通にプーケットやクラビ、もしくはバリ島などに行くほうがはるかに楽しいだろう




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