Category: Thailand

タイ南部の地方都市 スラタニ観光

タイ南部のスラタニに行ってきました。スラタニ周辺にはきれいなビーチの離島が多くあるので、この街を拠点に船が沢山出ています。本当はサムイ島に行く予定だったのですが、雨季で海も荒れることが予想されたので今回は街の散策のみにしました。深く掘り下げればいろいろな場所があるのでしょうが、一日もあれば十分に満喫できるかな。   目次【本記事の内容】 1.スラタニ空港から市内へバスで移動  1-1.My Place @ Surat Thani  1-2.Sahathai Garden Plaza  1-3.City Pillar Shrine  1-4.Ko Lamphu  1-5.Night Market  1-6.Lucky Restaurant  1-7.Alte Bogenbrücke 2.まとめ   スラタニ空港から市内へバスで移動 クアラルンプール – スラタニのエアアジア便が就航したので早速行ってみることに。金額も安いです。飛行機に乗っている人は、離島に行く欧米人が多かった印象ですね。 中くらいの規模の空港です。 空港からスラタニ市内には寄らずに直接離島へ行く人が多いので、空港内にはバスやフェリー会社の受付が多いです。 僕は公共交通機関のバスでスラタニ市内へ移動します。空港から市内までは100バーツです。特に時間は決まっておらず、バスの席が埋まったら出発するようになっています。 シートは立派な感じ。 離島に行く方は、空港から島へ直接移動する人が多いのかと思いましたが、意外と市内に一時移動してから、船に乗る人も結構いましたね。 スラタニ市街。   お寺の門を見つけました。中に入ってみると、賑やかなマーケットがありました。   タイの国旗カラーの装飾。   これは旨そうなチキンがならんでいます。...

山田長政の終焉の地 ナコンシータマラート

タイ南部のナコンシータマラートという場所に寄ってみました。小さな町ですが、日本にも縁のある場所のようです。タイ南部で最も重要な仏塔があります。仏陀の歯の遺物が含まれているとのこと。また、国立博物館もあり、そこは昔に東南アジア全域を支配していたスリウィジャヤ王国の際の遺跡展示があるということで非常に興味深いのですが、私が訪問した際には博物館が閉まっていました。あとは、日本の駿河出身の武将が、この地に王として任命を受け、その地で亡くなったという場所でもあります。人口は10万人くらいの街ですので、そんなに大きくはありません。   目次【本記事の内容】 1.ナコンシータマラートとは?  1-1.ナコンシータマラートバスターミナル  1-2.王室寺院ワット・プラ・マハタート・ウォラマハウィハーン  1-3.THALAD PARK – City Museum – 山田長政慰霊碑 2.まとめ   ナコンシータマラートとは? タイ南部の東海岸側です。   ナコンシータマラートバスターミナル バスでスラタニからこの街まで約2時間。 人もゆっくりしていて、のどかな場所です。 タイは経済成長からか、バーツが非常に高いため、国民の所得はドルベースで急上昇していると思います。が、人々の生活を見ていると、『そんなの関係ねえよ。もっと給料が欲しいなあ』みたいな雰囲気が伝わってきます。   では、バスターミナルから、バイクタクシーをつかまえて、有名な寺院へ向かいます。   王室寺院ワット・プラ・マハタート・ウォラマハウィハーン バスターミナルから、バイクタクシーで10分程度でタイ南部で最も重要な寺に到着です。40バーツくらいだったかな。 結構大きいですね。 スリランカ建築だと思いますが、どことなくミャンマーっぽいとも思える。まぁ基本的には同じ仏教ですので形はほとんど同じかと。 寄付もQRコード支払いの時代のようです。 平日の昼間ですが、結構参拝者及び観光客は多かったですね。 では、ここからトゥクトゥクでTHALAD PARKまで移動します。 大道路沿いには、昔の城壁が見えます。 小さな町ですが、駅周辺だけは込み合います。 トゥクトゥクを降りて少し歩くと、公園が見えてきます。この公園内に、博物館と山田長政の慰霊碑があります。この公園は大きいのですが、Googleで検索しても場所が出てきませんので、下に地図を載せておきます。       THALAD PARK...

ケーキやダイハツ・ミゼットのトゥクトゥクが名物 トラン観光

タイ南部のトランという小さな町に立ち寄ってみました。約5時間くらいの滞在でした。海が近く、離島も多いのできれいな海を楽しめる場所でもあるのですが、知名度も低くさほど観光客がいない場所です。田舎ですので、タイに住んでいる外国人でさえも、さほど興味のある場所ではないでしょう。名物のトランケーキや、変わった形のケーキやダイハツ・ミゼットのトゥクトゥクが名物 トラン観光が人気のようです。またタイ南部は、マレーシアが近くなるため、マレーシアに近づけば近づくほど、中華系の割合や文化、中華系レストランが増えてくることも興味深いです。国境によって住んでいる国は分かれても、人の移動の歴史は広がっていくわけですね。 では、あまり多くはないですがトランについて記載してみましょう。   目次【本記事の内容】 1.タイ南部のトランとは?  1-1.トランバスターミナルに到着  1-2.トラン駅  1-3.ダイハツ・ミゼット(トゥクトゥク)  1-4.トランケーキ  1-5.トラン水中結婚式  1-6.トラン教会  1-7.街中散策 – ストリートアート  1-8.時計台  1-9.ジュゴンモニュメント 2.まとめ   タイ南部のトランとは? アンダマン海に面したタイ南部の県。トラン近郊の海岸では、ジュゴンが見れる様子。バスでトラン郊外を移動すれば気づくこととして、ゴムの木が多い。ゴムの生産が大きな産業の様子。ちょうどハジャイとクラビの中間地点くらいにある。両方の都市から、バスで約2時間くらいの距離。そのため、交通の要所であり、バスの数は多い。   トランバスターミナルに到着 ナコンシータマラートという町から、2時間弱くらいで到着。タイ南部の田舎から田舎の移動です。写真を見るだけでも、ゆったり感が伝わってきますね。ちなみに、このエリアに来ると、英語が通じるタイ人に出会うことは稀です。 バスターミナルというか、ミニバンターミナルという方が正しいかな。バスは少ない。     では、バイクタクシーに乗って、トラン駅に向かいましょう。トラン駅周辺にいろいろ見るものがある様子。   トラン駅   小さい駅です。 手を合わせているイラストがかわいらしいですな。       ダイハツ・ミゼット(トゥクトゥク) 年配の人には懐かしいかもしれません。ダイハツ・ミゼット(トゥクトゥク)。ダイハツの生産していたオート三輪ミゼットは、70年代前半に4輪に代わる前に諸外国に大量に輸出された。そのうちタイに輸出された大部分が「トゥクトゥク」と呼ばれるタクシーとして運用されていた。今でもミゼットが現役で利用されているのはトランのみとのこと。現地ではホアゴップ(カエル頭のトゥクトゥク)と言われていると、日本語の記事にはあります。   しかし味がある。面白い形ですが、燃費は悪そうです。  ...

海外ATMでお金がでてこないなどのトラブル 防ぐ方法・体験談・対応法

  この記事では、海外でATMを使用した際にお金が出てこないなどのトラブルにあってしまった場合の対処法などについて記載しています。   あなたは海外旅行中にどのようにして現地のお金を手にしますか? 僕は基本的には、住んでいるマレーシア国内で、その現地のお金に換金していました。(なぜなら、非常に手数料が安く、ローカルに大人気な両替エリアがあるからです。) この方法は、事前に両替をしないといけないという手間はありますが、旅行中が楽です。 また、『現地のATMでお金をおろす』という方法もあります。これは手数料次第なのですが、現地のプランに合わせて事前に使用額を換金していなくてもいいので、柔軟に行動ができます。 さて、僕は最近、後者の『現地のATMでお金をおろす』という方法をとっていたのですが、大きなトラブルに見舞われました。   現地のATMでお金をおろそうとしましたが、なぜかお金が出てきませんでした。一日の利用限度額などがあるので、そういうことは、よくある話だと思われます。しかし、あとで自分の銀行の明細を確認したところ、出てきていないはずのお金が明細上では引かれていました。 とんでもないことが起きてしまいましたな。   さて、これは基本的には避けて通れない場合もあると思います。はっきり言って運ですね。僕も今まで数十回と使ってきましたが、初めての経験でした。 しかも、はっきり言って、対抗する手段が乏しい。 非常に厳しい状況でした。 結果的には、お金は戻ってきましたが……。   日本に住んでいて日本の銀行カードを使って海外旅行をする人ではなく、僕はマレーシアに住んでいてマレーシアの銀行のカードで海外旅行をしていました。   珍しい状況だったと思いますが、日本に住居やベースがある人と比べると相当厳しい状況だったと思います。   なので、このようなことを少しでも防ぐために、対抗策を記載しておこうと思います。     目次【本記事の内容】 1.ATM出金トラブルを防ぐ方法  1-1.銀行支店内のATMのみを利用する  1-2.動画に残す  1-3.行員さんにATM操作をお願いする 2.私のATMトラブル(体験談)  2-1.ATM出金されなかったのに、ネットで明細を確認したら同額が引き落とされていた   2-1-1.カシコン銀行に行った結果  2-2.ATMにカードが飲み込まれた   2-2-1.TMB銀行に電話した結果 3.私のとったトラブルへの対応  3-1.マレーシアのMaybankサービスセンターに電話をし、紛失したカードを止めてもらう  3-2.Word文書でレポート作成  3-3.支店に行く 4.結果 5.まとめ  ...

パタヤのウタパオ空港は利用する意味無し【2019年5月現在において】

  友達とバンコクで出会う予定でしたが、急遽パタヤで合流することになりました。そのため、今回はパタヤのウタパオ空港を使用することになりました。 結果としては、例えパタヤに行くことになったとしてもバンコクの空港(ドンムアンやスワンナブーム)を利用するべきだったと考えています。 なぜなら、 バスチケット代が高い Grab価格もメチャメチャ高い 道路が混むと、ウタパオ空港からパタヤ市内まで2時間以上かかる からです。 正直意味無しですね。 友人の送迎などがある場合以外は、ウタパオ空港は関わらなくていいと思いました。 では、なぜそう思ったかは以下をご覧ください。     目次【本記事の内容】 1.ウタパオ空港からパタヤへの移動方法  1-1.ウタパオ空港からパタヤ市内  1-2.パタヤ市内からウタパオ空港 2.ウタパオ空港の概要 3.まとめ   ウタパオ空港からパタヤへの移動方法 ウタパオ空港外観はこんな感じです。周りにはそんなに何もありません。 空港の外に出ると、タクシーやミニバスの看板があります。 Start from 50 バーツとありますが、パタヤ市内まではほぼ250バーツになるでしょう。 ちなみに、Grab Taxiで検索すると、970バーツと出てきました。別に高い時間帯とかではなく、常にこのくらいです。Grabでこの価格ならば、タクシーなどはもっと高いのは分かりますね。ちなみに、パタヤ市内でタクシーに「ウタパオ空港までいくらですか?」と聞いてみると、1000バーツと言われます。どうもパタヤはGrabに相当圧力をかけているみたいですね。 真面目に仕事をすればよいのにと思うのですが。   バンコク – パタヤ間(150km)の道のりがバスで110バーツくらいなのに、ウタパオ空港 – パタヤ間(40km) の道のりのバスが250バーツというのが納得できるわけは無いですよね。 ちなみに高いからサービスが良いとか、早いとかは全然ありません。 ちゃんといつものごとく、時間になろうがなんだろうが、バスが乗客で満席になるまで発車しません。   まとめると、ウタパオ空港...

戦場にかける橋で有名 死の鉄道 カンチャナブリー観光

カンチャナブリーは日本人にも知られている街だと思うのですが、バンコクに旅行に来た日本人がわざわざ来るケースは少ない気もします。タイは楽しい国だと思うのですが、戦争で日本軍が現地人に対して酷いことをしたという負の側面も持っています。 同じ楽しく旅行をするにせよ、負の側面を知った上で現地の人と関わるのとそうでないのでは、他国に対するリスペクトにも大きな違いがあることでしょう。   そのためにもお勧めなのが、カンチャナブリーです。     目次【本記事の内容】 1.カンチャナブリー基本情報  1-1.どこにあるの?場所・地図  1-2.どんな街?概要 2.カンチャナブリーの観光について  2-1.お勧めスポット   2-1-1.クウェー川鉄橋(The Bridge Over River Kwai)   2-1-2.連合軍共同墓地(The kancbanaburi Allied War Cemetery)   2-1-3.泰緬鉄道博物館(Thailand Burma Railway Centre)   2-1-4.カンチャナブリー慰霊塔(Kanchanaburi Memorial Monument)   2-1-5.JEATH戦争博物館(The JEATH War Museum)   2-1-6.永瀬隆氏の銅像 3.カンチャナブリーへの行き方・アクセス...

タイ王室の保養地として発展した静かなリゾート ホアヒン観光

  タイと言えば、首都バンコク・プーケット・パタヤなどを観光地としてあげる人が多いと思うのですが、これらの街は人も多くうるさい(笑)ので、静かな場所がいいと思う人も多いでしょう。 なので、そういう人にはホアヒンがいいかもしれません。 静かで街も大きくないのでゆっくりできます。 ネット上にも、あまりホアヒン向けの情報は少ないと思います。タイと旧日本軍の戦闘記念碑や、タイ・ミャンマー国境などの場所などの細かい情報も記載しました。     目次【本記事の内容】 1.ホアヒン基本情報  1-1.どこにあるの?場所・地図  1-2.どんな街?概要 2.ホアヒンの観光について  2-1.お勧めスポット 3.ホアヒンへの行き方・アクセス  3-1.ホアヒンの空港・空港から市内まで行く方法  3-2.公共交通機関  3-3.ホテル・宿 4.モデルコース 5.まとめ   ホアヒン基本情報   どこにあるの?場所・地図 タイのバンコクから、バスで南に3時間ほど。   どんな街?概要 タイ王室の保養地として発展した静かなリゾート。人口も6万人くらいとそんなに多くない。 歴史としては、ホアヒンの北部ペッチャブリー県で深刻な干ばつが起こった際に、いくらかの農民が南に移住しだしたのがきっかけ。1921年にタイ王家がビーチの近くにホテルを作った。その王族が、彼らのホテルの近くのビーチにホアヒンと名づけた。それがホアヒンの始まりのようだ。     ホアヒンの観光について   お勧めスポット   ホアヒン駅 一番の観光地。ボールドウィン蒸気機関車が展示されていて、タイで最も美しい駅といわれる。1910年に建築。 みんなが線路の中に入って撮影をします。   Cicada Market アートやハンドメイド製作が売られているオープンエアマーケット。週末の夜のみ開催される。このマーケットの存在は、ホアヒンのアートとしての地位向上に非常に役立っているようだ。...