Category: Cox’s Bazar

コックスバザールでロヒンギャ難民キャンプを訪問

  この記事には、バングラデシュの南にあるコックスバザールについて記載しています。 観光地としても名高いのですが、現在はロヒンギャ難民キャンプがあるため、コックスバザールを訪れる外国人は、ロヒンギャを訪れる方が多いです。 私も訪問してみました。 バングラデシュは現在、日本の外務省の安全情報ではレベル2の入国制限がかかっているため、ブログにするのは迷いましたが、この記事を読んでロヒンギャ問題に興味を持つ方が増えるきっかけになればよいと考えています。     目次【本記事の内容】 1.ロヒンギャ難民キャンプを訪問 2.コックスバザール基本情報  2-1.どこにあるの?場所・地図  2-2.どんな街?概要  2-3.コックスバザールの観光お勧めスポット 3.コックスバザールへの行き方・アクセス 4.まとめ   ロヒンギャ難民キャンプを訪問     コックスバザールには朝の早い時間に着いた。 首都ダッカを夜の21:30に出発して約9時間。コックスバザールに着いたときは、この旅初めての雨だった。バスから降りる。 バスから降りたローカルが、友達や家族に迎えられる中、僕は一人コックスバザールのロータリーを見ていた。 すると、WHO, UNICEFなどの国連組織のジープがどんどん目の前を通過していく。     その光景を見ながら、「俺はとんでもないところに来ちゃったんじゃないか?」とか、「ここで一体何が起こっているんだ?」とか思っていた。   現地のバングラデシュ人が複数でワイワイと楽しそうにしながら、走って海岸を目指している。   そう、コックスバザールは観光地なのだ。 世界最長の120kmにも及ぶ海岸があり、みんな楽しそうに泳いでいる。観光資源に比較的乏しいバングラデシュの中では、有数の観光地なのだろう。   しかし、海外旅行に慣れていて、フィリピンのボラカイやインドネシアのバリ島などの美しいビーチを知っている外国人からすると、とてもじゃないが魅力的な観光地とは言えません。海があまりキレイではない。 なので、世界最長の海岸ビーチといえども、外国人は観光に来ません。 そのため、首都ダッカでバングラデシュ人に、「このあとコックスバザールに行く予定です」というと、「あぁロヒンギャ見に行くんだね」とあっさり言われます。 バレてました。   バングラデシュ人は、外国人がコックスバザールに行くならロヒンギャという認識があります。    ...