マレーシアが誇るキングオブ公共交通機関の僕と神アプリ Moovit が、クアラルンプールのバスの使い方をお伝えします!
どうもです。
マレーシアが誇るキングオブ公共交通機関のHiroです。
キングオブ公共交通機関って全然かっこよくないですよね?
おい、現地採用!早く車を買えよと言われそうですね?
クアラルンプールには4年間住んでいますが、未だに車を持っていません。なので、移動をする時は、常にバスと電車を使っています。バスと電車では移動が難しい場合は、Grabを使用します。
クアラルンプールに住んでいる日本人の多くは車を持っていると思うので、車で移動されていると思います。でも最近では駐在の方でも社用車の割り当てが無い場合もあるらしいですし、会社が住んでいる場所から近いなどの人は車を持たない人もいるでしょう。
クアラルンプールの電車はKTMと、MRT・LRTがあります。KTMは中距離路線です。クアラルンプール周辺なら、MRTとLRTを利用します。
電車については、路線図もありますので、説明はしません。
МАРS.MEというアプリを使えば、駅と実際の場所の位置もレイヤーで分かります。
問題はバスですよね。
そのバスがどこに行くのか?またどこで待てばいいのかが分からないですので。
バスが自由に使えるようになると、生活が一変します。電車で行きにくい場所も、安く移動できるようになります。
このブログを読んで、神アプリ Moovit を使えば、クアラルンプールだけではなく、世界各国の主要都市のバスの乗り方が分かるようになります。
Moovitとはなにか
Tranzmate というイスラエルの会社が2012年に立ち上げたサービスのようです。 マレーシアなら誰でも使っているナビアプリのWazeの創始者も役員に名を連ねているようです。
Moovitは、GPSを使うことでバスや電車、路面電車などの位置をリアルタイムで把握し、ユーザーがマップにアクセスし、現在のGPS位置に基づいて近くの停留所や駅を表示したり、交通機関間の旅行を計画したりすることができます。
残念ながら現在のクアラルンプールエリアでは、バスの位置のリアルタイム把握はできないようです。
が、行きたい場所を入力することで、現在の位置から目的地までの適切なルートを表示してくれます。
また、補足として、クアラルンプール中のバス番号と路線をマップ上に表示してくれるので、仮にルート表示で好ましい結果が得られなくても、バス番号と路線を把握できるので、今後の移動がスムーズになります。
なぜこのアプリを使わないといけないのかと言うと、本家マレーシアのバス会社 Rapid KLのWebサイトの情報が貧弱だからです?
このアプリを使うことで、僕の4年間のクアラルンプールバス生活の経験をいとも簡単に上回ったバス利用をすることができます?
さて、この Moovit にはWeb版とモバイルアプリ版がありますが、外でパソコンを開いてバスを検索するわけが無いので、モバイルアプリ版で説明します。
Moovit
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tranzmate&hl=en
Moovitの使い方
Moovitを起動すると、このような画面になります。
赤枠の部分に、目的地を入力します。
ちなみに、利用する都市やエリアを変更することもできます。マレーシアでは利用できるエリアとして、ジョホールバルとペナンがあるようですね。
タイでは、バンコクとチェンマイ。
日本では、山梨県、東京都、稚内市、藤枝市で利用ができるようですね。なぜこのように飛び地なのかがよく分からないのですが、地方自治体からGPS情報を提供してもらっているとかいろんな理由でもありそうですね。
さて、目的地を入力するとこのような画面になります。 [ Search routes ] をクリックすると……
利用できる公共交通機関が表示されます。2択あるようですが、今回は下の選択肢のバス番号700をクリックします。すると、バスルートが表示されます。
拡大すると、どの道路のどの位置からバスが出発するかが分かります。
これだけでもずいぶん助かりますが、私自身はこの方法を利用したことは、実はあまりありません。
まだマレーシアのMoovitはリアルタイムでバスを捕捉できていませんので、いつバスが来るかも分かりません。
なので私は、とりあえず先ほど出てきた バス番号700 を記憶して、このバス番号700がどのようなルートを走行しているのかを詳細に把握するようにしています。
トップページに戻ります。
青枠の部分をクリックすると、指定したバスがどのようなルートを走行しているのかを把握できます。
700 を入力。
そのバスの走行する詳細なルートが表示されます。拡大すると、どこの道を走行して、どの場所で乗ることができるのかも詳細に把握できます。
これが分かってしまえば、次回から、○○番のバスを使えばスムーズに移動することができるということがわかります。
以上、Moovit の使い方の説明を終わります。
バスは在住者のように慣れていないと使いにくいものですが、旅行者であってもこのアプリを使用すれば、タクシーを利用することなく目的地に行くこともできます。今はGrabもありますが、長距離になると高いので、行けるならバスもお勧めです。
クアラルンプール市内でバスを運営しているRapid KLですが、車内ではいつも欧米人からの旅行客が、バスを使って旅行をしている動画が流れています。
Traveling as a local というタイトルと共に。
まとめ
以上、Moovit のバスルート検索方法を記載しました。
僕自身の知識として、どのバスがどこへ向かうかは理解しているのですが、このアプリを使う方が遥かに簡単なので、結果的にMoovitの紹介になってしまいました。
Moovitが進化して、リアルタイムバス検索ができれば、さらに便利になると思います。
マレーシアの人は、「バスとか駄目。車がいい」とよく言うのですが、僕は結構マレーシアの公共交通機関も立派なものだと思うのですね。安いし便利。僕の韓国人の友人も、バスは便利だと使い続けています。
まぁ、マレーシアの人は、外を5分歩くことすらも嫌がる人が多いのも理由でしょう。
女性なら治安面の意味もあるかもしれませんね。
またこの記事には記載していませんが、クアラルンプールにはフリーシャトルバスも非常に多い。そして今でもフリーシャトルバスは増え続けています。ちなみに、このMoovitには、フリーシャトルバスも検索結果として表示されます。
またこのMoovitは、マレーシアだけではなく、各世界の主要都市でも同じように利用できます。
このアプリをインストールすることで、Traveling as a local が楽しめるでしょう。
ではでは