中華系マレーシア人の多い平和な街 タイピン観光
マレーシアにはタイピンという小さな中華系の多い街があります。「太平」と書いてタイピンと呼びます。マージャンみたいですね。ペナンにも近いです。非常に雨が多い地域で知られ、マレーシア半島全域の二倍の雨量を誇ります。ぺラック州では2番目に大きい街。
雨が多く緑が多いので、世界で最も持続可能性のある街としても選ばれています。
Taiping is No 3 most sustainable city in the world
こじんまりとしていますが、落ち着いた街です。
近くには、レンゴン渓谷の考古遺跡という世界遺産もありますが、行くのが相当難しい上に、なぜか博物館が閉まっていることもあるので、あまりお勧めはしません。行く前には電話をして、開いていることを確認してから訪問するのが良いでしょう。(僕は4時間かけて山の中まで行きましたが、なぜか博物館が閉まっていました。口コミを見ると、そういうクレームが非常に多いらしいです)
でもタイピンはお勧めですよ。
目次【本記事の内容】
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- 1.タイピン基本情報
- 1-1.どこにあるの?場所・地図
- 1-2.どんな街?概要
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- 2.タイピンの観光について
- 2-1.お勧めスポット
- 2-1-1.Taman Botani Perak
- 2-1-2.New Clock Tower
- 2-1-3.タイピン刑務所
- 2-1-4.タイピン戦争墓地(Taiping War Cemetery)
- 2-1-5.タイピン役所(pejabat daerah dan tanah larut matang dan selama)
- 2-1-6.ぺラック博物館(Perak Museum)
- 2-1-7.諸聖徒教会(All Saints’ Church)
- 2-1-8.レンゴン考古学博物館(Lenggong Archaeological Museum)
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- 3-1.タイピンの空港・空港から市内まで行く方法
- 3-2.公共交通機関
- 3-3.ホテル・宿
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- 4.モデルコース
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- 5.まとめ
タイピン基本情報
どこにあるの?場所・地図
ペナンとイポーのちょうど間くらい。マレー半島中北部といったくらいかな。
どんな街?概要
歴史は比較的新しい街で、19世紀にスズが発見されてから多くの中国人が移民してきたことが始まり。イギリスに統治されたころから、この地域の州都となる。採掘業が盛んだったため、輸出輸送用の電車ができた。これがマレーシアで最初の電車になる。1885年の出来事。その後、1900年には英語学校、新聞社や博物館が設置された。マレーシアでは最古の学校に当たる。なお、旧日本軍がマレーシアを統治したことで連合軍に多数の死者が出た。戦争終了後、英国連邦コモンウェルスにより戦争で亡くなった連合軍兵士の為の墓が市内にできた。
街としてはそんなに大きくないが、きれいにまとまっている。バスも走っており、大きな公園があり、市民は毎日エクササイズをしている。中華系の街が好きな人には良く合うと思う
タイピンの観光について
お勧めスポット
Taman Botani Perak
人々が集まる公園。早朝と夕暮れは特に人が多い。中華系が多いので、みんなで集まって体操をしている。
New Clock Tower
タイピン刑務所(Taiping Prison)
1879年に設立された、マレーシアで最も古いモダンな刑務所。1989年には、マレーシア半島部の長期収容者向けの刑務所に変わる。1923年には、刑務所産業(印刷業、布製造、縫製および籐製品および製鉄業)が発展。1941年 – 1945年の間の日本軍占領時代には、日本の捕虜収容所として使用された。またこの時期の間の刑務所とその受刑者に関する全ての記録は破棄されたとのこと。
タイピン戦争墓地(Taiping War Cemetery)
旧日本軍と戦って亡くなった方々の墓。こちらのお墓は、キリスト教徒とそうでないノンキリスト教徒のお墓に分けれられている。また、イスラム教徒のお墓に関しては、サウジアラビアのメッカの方向を向けられている。
タイピン役所(pejabat daerah dan tanah larut matang dan selama)
ぺラック博物館(Perak Museum)
マレーシア最古の博物館。自然の歴史や地質学から花などの資料がある。
諸聖徒教会(All Saints’ Church)
レンゴン考古学博物館(Lenggong Archaeological Museum)
世界遺産。だが、開店しているはずの曜日なのに実際に行ってみたら閉まっていたなど非常に評判が悪い。博物館自体もそんなに大きくはない。無理に行かなくても良いかも。。。
タイピンへの行き方・アクセス
車で行くか電車で行くかです。電車は下記の写真はプレミアムで62RMです。もう少し安い切符もあると思います。
公共交通機関
Rapid Kamuntingという公共交通バスが走っています。が、旅の短期間のうちに公共交通機関を覚えるのは難しいので、Grabを利用する方がよいでしょう。
モデルコース
歩いて回ることもできると思います。ちょっとしたウォーキングのような感じで。
まとめ
マレーシア半島中北部にある街、タイピンの紹介でした。
観光地としては、以下になります。
- Taman Botani Perak
- New Clock Tower
- タイピン刑務所
- タイピン戦争墓地(Taiping War Cemetery)
- タイピン役所(pejabat daerah dan tanah larut matang dan selama)
- ぺラック博物館(Perak Museum)
- 諸聖徒教会(All Saints’ Church)
- レンゴン考古学博物館(Lenggong Archaeological Museum)
中華系が多いので、中華系の料理も多く、街の雰囲気もピースフルです。
イポーやペナンだけではなく、こちらもお勧めです。