観光本や記事に紹介されていないプノンペンのおすすめ場所

現在2019年の後半、僕は約10年ぶりにカンボジアのプノンペンを訪れてみました。日本の人のカンボジアのイメージと言うと、アンコールワットやポルポトの大量虐殺でしょう。僕は以前カンボジアのプノンペンを訪れた際に、多くの国民が虐殺されたキリング・フィールドやアンコール・ワットや王宮などのどこの観光雑誌やホームページに記載されているようなところはすでに行っているので、今回は普通の観光客が行かないような所を回ってみました。ですので、このブログに記載されている場所は、観光雑誌などにはあまり記載されていないマニアックなところも多いでしょう。

10年ぶりに訪れたカンボジアの首都プノンペンは、個人的には

  • 経済成長
  • 治安の変化
  • 中国の巨大マネーが覆うプノンペン市民の生活

の3点に強く興味を持ちました。

観光だけではなく、そのような視点からも記事を記載していきます。

 

 




 

カンボジアの首都プノンペンとは?

カンボジアのプノンペンはカンボジアのほぼ中心から少し南側にあります。ベトナムのホーチミンにも近く、バスで行き来できます。歴史的な経緯からカンボジア人はベトナム人を嫌っている傾向がありそうですが、双方にビジネス面では活発なやりとりがあると思われます。

さて、前回10年前にプノンペンを訪れた時は、僕はバスでベトナムのホーチミンからプノンペンに入りました。今回は、クアラルンプールからエアアジアの飛行機でプノンペンに行きました。

また、ビザについてですが、東南アジア諸国の人びとは、カンボジアに入国の際にはビザが不要ですが、日本も含めてその他多くの国から来る旅行者は観光ビザを購入しなければなりません。ビザを購入というと、少し変わった言い方ですが、入国管理官の対応を見ていると、金さえ出せばいいだけの流れなのが一目でわかります。本来ビザとは、その人間がカンボジアに入国するにあたって適切な人間なのかをチェックするというのが目的だと思うのです。なので、その方の個人情報及び仕事など身元を書類等に記載をして、大使館や入国審査官が判断をするというものですが、カンボジアの場合は30米ドルを審査官に渡すだけで入国ビザをくれます。30ドルを渡したら、あとはシールを貼り付けて終わりの流れ作業。彼らは実に無意味な仕事をしてるなと思うのですが、これがカンボジアにとっては大切な収入になるので辞めるわけにはいきません。

また、アライバルビザには写真が必要という情報を見ましたが、実際に現地に着いたら、写真などを求められることはありませんでした。30ドルを最初に支払ったら、あとは隣のスタッフにパスポートを回され、淡々と流れ作業でビザが貼られていました。とはいえ、こういう情報はころころ状況が変わると思いますので、しっかりと写真を準備するほうがいいと思われます。

 

プノンペン国際空港

空の上からプノンペンを見るのは初めてです。写真を見れば全然違いますが、飛行機から市街地を見ていた時は、『ここは大阪か?』と一瞬思いました。背の高い高層ビルも多くあります。経済的にはGDPが低いカンボジアですが、都市としては非常に成長している姿が見て取れます。

空港の外。

たくさんの旅行者がSIMカードを購入しています。

安いですので空港で買って置いた方が良いと思います。SIMカードを買うことで、Grabやカンボジア発の配車アプリのPassAPPが使用できるようになります。

国際空港ですので、空港内は綺麗です。

吉野家もあります。

見ての通り、カンボジアは自国通貨のリエルだけではなく、米ドルでの価格表記もされています。これは昔からのことなので、特に驚きはありませんが、よく見たら中国元表記もありますね。中国マネーがカンボジアを支配している様子がここからも分かります。

ってか牛丼が700円くらいしてますね。すごく高いです。

カンボジアではタクシーもありますが、このトゥクトゥクが市民の足になります。

この旅では、どこに移動するにもこのトゥクトゥクでした。

空港と市内を結ぶ電車もできていました。個人的には乗りたかったのですが、あまり本数が多くないため今回は使用しませんでした。結局はトゥクトゥクを利用する方が早く市内に着くことができます。

 

Bophana Audiovisual Resource Center ボパナ視聴覚リソースセンター

ここは古いフィルムの発掘・修復、上映活動と映像制作者の育成などの映像文化を広め、根付かせる教育活動を続けている場所。基本的にはクメール・ルージュ関連の映像が多い様子。建物の中で映像が楽しめるようなので、時間があれば鑑賞してみたかった。観光本にはあまり紹介されていないかもしれないが、カンボジアのことを知る上では、クメール・ルージュ時代の話は避けて通れない。

このS21も有名な映画だったと思います。政治犯収容所ですね。

 

Hiroshima house ひろしまハウス

プノンペンのリバーサイド近くにある、学校に通うことがなかなかできない子供たちに教育の機会を与えようと、広島に住んでいた日本人の方が始めた民間学校。詳細はこちらに記載されています。

広島北ロータリークラブ。なかなか良い仕事をしてますな。

あとで、ここのハウスで、子供達に勉強を教えている先生から、みんなの前で紹介をしてほしいと言われたので、黒板の前に立って自己紹介をすることになる。子供たちは日本語も上手く、将来なりたいものは、先生とか医者とかプロサッカー選手などいろいろ言っていた。

このハウスの目的は、学校で教育を受けることができない子どもたちに教育をするというのがあるのだと思うが、先生に聞いてみると、子供たちはとりあえず公立の学校には行っていて、それが終わった後にこのハウスに来ているとのこと。

あら?結構待遇良さそうだなと思った。

どちらにせよ、個人的には、彼らがここで学んだその日本語が将来役に立つようになってほしい、そう思いました。

 

 

Daughters of Cambodia Visitor Centre

リバーサイド沿いにある雑貨兼カフェです。どこにでもあるショップなのですが、主旨としては、貧しく教育を受けることのできない子供たちは大人になるとカラオケ店などの性産業に入らざるを得なくなる状況になる事が多い。そのため、彼らを支援するためのグッズ販売やカフェということです。

 

オシャレな雰囲気。

暑いのでアイスクリームを頂く。

どこの国へ行こうと、

貧しい

高等教育を受けることが出来ない

良い仕事に就けない

性産業

という図式は変わりません。なので、子供達に大切なことは、教育です。今では先進国でも格差が激しいので、親が貧しいのはしょうがないのですが、お金があろうとなかろうと、国や周囲が支援をして、子供達が質の高い教育を受けることが貧困の連鎖から抜け出す大前提です。

厳密に言えば、良い仕事に就くためには、大学の卒業証書もしくは博士課程を出るのが必要な場合もあるのですが、そこまでは難しい場合もあるでしょう。ただ、ある程度の教育だけは最低限必要です。

ということを、リバーサイドの風景を見ながら、美味しいアイスを食べながら考える。。。

 

Eclipse Skybar

僕は旅行をすると、背の高いビルの上から街を見下ろしてみたいと考えるので、プノンペンではここを選びました。プノンペンタワーの23階にあります。入り口に行くと、日本人らしきビジネスマンといくつかすれ違いました。ここにオフィスがあるのかもしれないのですが、東屋という日本人向けのホテルがすぐ目の前にあるからかもしれませんね。

ルーフトップなのでオシャレな雰囲気。

プノンペン市内の夜景。写真の右上後方に、大きいテレビのようなものが見えます。あれが中国資本のカンボジアの最大のカジノのナガワールドです。今回の旅のハイライトはナガワールドです。顧客によるカジノでの賭け金が年間のカンボジアの国内総生産を上回ったという、市民生活目線をはるかに越えてしまったような話ですが。。

カジノのビルがギラギラしてますね。あのカジノ、いわゆる中国マネーがカンボジアの市民の生活にとって何をもたらしているのか気になります。

 

 

Japanese street 絆ストリート

日本食屋が集まる通り。とはいえ、そんなに数はなかった気がする。夜に通りを歩いただけだが、見つけた日本食屋さんは8件程度かな。ホーチミンのレタントンやタイのタニヤとは比較になりません。日本人マスターがいるバーにちょっと立ち寄る。

いろいろ話を聞いてみると、最近のカンボジアは、日系企業の進出が盛んなようだが、特に日本に人材を派遣するための人材斡旋企業が増えているらしい。金になるんだろうと思われる。

プノンペンには、日本人が経営するキャバクラが2件あって、なんとそこで接客をする女性達はみんな日本人のようだ。どちらかというと、移住ではなくバックパッカーのような女性達が多く、旅の途中で少しお金を貯めるために働いているなどのケースが多いらしい。

で、どちらかというと、現地在住日本人がその日本人女性のいるキャバクラに行くのではなく、日本人旅行者や現地カンボジアのお金のある人が日本人女性と飲んだり遊びたいということで行くケースが多い様子。
時代の変化や、地位の低下を感じる一幕も。。

「ってか、そんなんビザ的にどうなんです?あと、普通は法人設立の際にローカルを何割か雇わないといけないというルールがありそうですが?」と聞くと、カンボジアはまだそういうルールが緩くて何も言われないとのこと。

ということを、とある日本人マスターのバーで聞いた。バーテンダー自身も現地採用で来ているようだ。移住で行う仕事はオフィスワーカーのイメージが強いが、そういうバーなどでの移住の方法もある。

 

P.P. Pub Street

規模が大きい飲み屋さん通りなのに、なぜかGoogle Mapでは検索しても場所が表示されません。場所はこのあたりです。

プノンペンの街を夜に歩くのはあまりお勧めはしません。昼や人が多い場所は問題ないですけどね。夜に人通りがないところを歩くのはあまりよくないかな。あと野良犬が多い。アジアの野良犬は、お昼は暑いのでへたばってますが、夜はなぜか異様に強気です。複数で固まってるし、めっちゃ後をつけてくるし吠えてくる。なので、人間よりも野良犬のほうが危険かな。

このパブストリートは、夜に来てみるのはおすすめかな。人も多いし、基本的には健全な若者向けバーが並んでいると思われる。『健全な』というのはリバーサイドのカラオケ飲み屋エリアとは違うという意味ですよ。バーが並ぶアーケードは常時明るく、問題に巻き込まれるなどのことは特にないと思われる。お客さんを探すタクシー運転手、ヌードルやフライドライスを作る屋台、明かりに誘われ庶民価格の屋台飯を楽しみながら語らう現地の人々・・・、夜のプノンペンの雰囲気が感じ取れます。

このPONTOONというのは有名なクラブのようです。酒を頼めばお金はかかりますが、中に入ってみるだけなら無料のようです。他の国のクラブと大きく違う点などはなかったと思いますので、プノンペンの夜を見てみるのは良いでしょう。

そのPONTOONのクラブの目の前に、たまにこのバーガー屋さんが出店しているようです。地元で人気とのことなので、僕も試してみました。屋台バーガーなので、B級の域は超えませんが、味はかなりハイクラス。機会があればぜひ試してみてください。非常においしかったです。

肉厚なバンズ。かなりボリュームと歯ごたえがありました。


さて、プノンペン最初の日の夜は終わりました。実は翌日は、バスでバッタンバンというところに一日滞在しましたので、その記事はこちらで確認をしてください。
その後、またプノンペンに戻ってきました。戻ってきて最初に来たのがここです。日本のJICAの協力でできた橋のようです。

 

Chroy Changva Bridge(Cambodia-Japan Friendship Bridge)

まあ特に特別なわけでもないですが、カンボジアは豊かではないので、他国の寄付や協力で国が動いています。数多くの海外や地元のNPOがあり、アジアだけではなく欧米の協力も大変に多いです。アジアでは、日中韓の協力が多いです。おそらく日本が一番多かったと思うのですが、近年は明らかに中国資本が飛びぬけているように思えます。

 

 

Cambodia-Japan Cooperation Center カンボジア日本人材開発センター

カンボジアで最も優秀な学生が集まる王立プノンペン大学の敷地内にあります。日本語を学んでもらい、日本に興味を持っていただき、日本企業などで働いてくれる学生さんのための施設です。

施設は非常に大きく、数多くの学生さんがおられました。

 

余談ですが、同じ敷地内に、CKCCがありました。Cambodia-Korea Cooperation Center。同じ施設の韓国版です。ここも入ってみましたが、韓国人の人と韓国語で話している学生さんをいくつか見かけました。CJCCのほうが規模は大きかったです。個人的には、経済縮小の日本と、企業に勢いはあるが同じような問題に苦しむ韓国ではどちらを選ぶほうが正解なのかな?と少し考えました。

 

Kurata Pepper クラタペッパー

 

TK Avenue Mall

カンボジアの市民生活は、経済成長とともに豊かになっています。10年ぶりに来たこの街で、しみじみと感じましたね。このTKアベニューがその雰囲気を最も感じられる場所の一つだと思われます。この辺は基本的に良い場所で、高所得者が多いエリアのようです。ショッピングモールというよりも、オシャレなお店が立ち並ぶエリアですが、カンボジアにもこのような場所ができてきたのだなと思いましたね。とはいえ、町中を歩いていると、高架下に不法に居住していたり、明らかに貧困層が暮らしているエリアなどもありましたので、全体が良いわけではないです。ですが、このTKアベニュー周辺は、インターナショナルスクールも多く、この周辺にいる親子連れを見ていると、明らかに豊かなのが分かります。

 

 

KOH PICH (DIAMOND ISLAND) AMUSEMENT PARK

海沿いにある簡易的な遊園地です。中国語の音楽がずっと鳴っており、中国の影響が非常に大きいことを感じさせます。

 

Sui-Joh

日本人のデザイナーさんがカンボジアで雑貨制作をしたものを販売するお店かな。日本人向けのセンスの商品が多く、シンプルで飽きのこなさそうなものが多いので、お土産をここで購入するのはいいかなと思いました。

ナガワールド周辺にありますが、入り口は狭いので、気づかずに通り過ぎてしまうことも多そうです。

確認をして写真を撮らせてもらいましたが、日本代表サッカー監督の森保さんのサイン色紙もありました。

 

 

Vattanac Capital Tower

2014年に開業したカンボジアで2番目に高いビル。イギリスの会社が設計した。竜と風水に影響を受けており、ナーガ(体の半分がコブラと人間に分かれている)をモチーフにしている。

近代的なビルであり、中にはおしゃれなレストランも多い。TWGもあります。

 

 

Naga world ナガワールド

10年前にはなかったプノンペン唯一のカジノ。今回のプノンペン旅行のハイライトであり、旅行を決めた一つのきっかけ。10年前はこの周辺はブッディンという大規模スラムビルがあったと思うのですが、撤去されて新しく中国マネーのカジノが始まったようです。

周りの都市風景に全く調和しないギラギラな建物。このナガワールドのカジノだけでカンボジアのGDPの何割かに当たるという巨大なシステム。とはいえ、カンボジアの場合は他の産業がないため、外国人がカジノで使用する金額の割合が非常に高くなるのだと思います。巨額のお金が動いているため、中国人もこの周辺には多く住んでいるため、中国人主導の開発が進み、周辺のレストランもカンボジアのクメール語ではなく中国語の看板が目立ちます。もはやこの地域を金で手中に収め、カンボジア人のアイデンティティも金で買ってしまった感があります。

非常に豪華な作りです。

グレードにもよりますが、部屋もきれいです。ですが、ホテル内にカジノが多く、ホテル自体も非常に巨大なため、歩く距離も非常に長く、落ち着くかと言えば落ち着きません。

たまたま町の中心に面した部屋だったので、素晴らしい景色でした。

 

富の限りを尽くしたような施設ですが、その周辺の公園のあたりでは、地元の人が夜から朝まで屋台をやっています。僕は基本的にこういう場所が好きなんですね。夜中12時過ぎたあたりに地元民がやってる屋台にちょっと顔を出して、軽い飯やビールをいただく。お店の店主も何か売って金を儲けようなどの気持ちもこの時間にはないですし、僕自身も力が抜けています。素朴な人々の生活が良く見える瞬間です。中国人が投資をするため、地元の人間の雇用が生まれているのは事実。そこはありがたいと、ローカルは言う。しかし、自分たちの国なのに、主導権がカンボジア人にないのも事実。寂しさも持っているのもわかります。

煌びやかで巨額の金を稼ぎ出すビルの真下では、その足元にも及ばない月額給与でほそぼそと生活する庶民の姿が見て取れます。

 

Central Market

プノンペンのセントラルマーケットは有名な観光地ですが、僕はすでに10年前に行っているので、また行きたいとは思いません。しかし、奇抜な形のため、上から全景を見ながら写真を撮ってみたいという気持ちはありました。周辺には背の高いビルがあるので、どこかそういう写真が撮れる場所があるだろうと思っていましたが良い場所を見つけました。

下記のSorya Center Pointというショッピングモールの中に、Master Suki Soupというレストランがあります。6階,7階,8階を全部使っているレストランのようですが、このレストランからの眺めが最高です。

このビルの上の階の方の丸い部分でしょうね。

ただ、レストラン内なので、入って写真だけ取って帰るというのはおそらく拒否されます。飯を食べるか、コーラでも1本買えば、問題なく街の写真を撮らせてもらえるでしょう。(僕はご飯を食べた後だったので、コーラにしました。)

プノンペンにはイオンモールが2つあります。マレーシアに住んでいて、アジア諸国を頻繁に移動する僕の考えでは、昨今の日本企業は元気がないですが、海外で着実に利益を上げていて現地での支持のある企業というと、イオンは堅調だと思います。プノンペンのイオンの中では、市内中心部にあるAeon Mall Phnom Penhと、もう一つこちらのAEON MALL Sen Sok Cityがあります。現地ローカルからも、AEON MALL Sen Sok Cityは郊外にあるが、新しくて高級感があるのでこちらの方が良いという意見を聞きました。

 

AEON MALL Sen Sok City

日本の人にはおなじみのイオンモールなのですが、とても大きく高級感のあるつくりでした。若い人が多い国だからこそ、ショッピングモール内にはメリーゴーランドもあります。こちらに住んでいる日本人の方からも、食品などに安心感もありそうなので、よく利用されていると思います。

 

 

National Museum of Cambodia 国立博物館

リバーサイドの近くにある国立博物館です。僕は近代の歴史には興味があるのですが、基本的に遺跡や考古学的なものはさほど興味がありません。ですが、カンボジアの遺跡関連のものにはいつも驚かされます。なんか造形が美しいんですな。特に像の太ももやお尻の部分の大きさ、どっしりして安定しているように見えるのが、いつもカンボジアの遺跡だけは他とは違うなと思います。ほかの顔の遺跡にしても見ていて飽きないんですね。インドネシアにも、ボロブドゥール遺跡とかありますけども、カンボジアのアンコールワットは規模が桁違いなので、一度アンコールワットを見てしまうと、もう比較対象にはならないんですね。

カンボジアの物価からすると、外国人観光客向けの料金が高く感じますね。

館内は写真撮影は禁止と案内がありましたが、現地ローカルも欧米人観光客も写真を撮りまくりでした。ちょっとびっくりしましたね。

 

プノンペン日本人学校

2015年に開校した新しい日本人学校。規模はさほど大きくなさそうですが、新しく日本人学校ができたということは、今後もカンボジアで日本人在住者が増えるという予測でもあるのかもしれません。中に入る許可はないので外から写真を撮るだけ。だいたいこういう学校は高額所得者が集まる治安の良さそうなところに建てられるのが普通なのですが、この日本人学校周辺は、結構ごみごみした庶民の街のような感じの場所でしたね。

 

 

Northbridge International School Cambodia (NISC)

プノンペンで最も学費が高いインターナショナルスクールのようです。当然ただの旅行者が中に入ることはできないので、来る必要もなかったのですが、プノンペン市街にはインターナショナルスクールがすごく多かったです。それは、経済成長著しく、外国人の流入も多いことを意味します。なので、その代表ともいえるインターナショナルスクールを見てみたかったというだけです。セキュリティも教育もしっかりしてるように見えますし、お金持ちの子供しか入れなさそうな感じの学校ですね。

 

 

PassApp

カンボジア発の配車アプリのPassAPPです。少し変わった名前ですが、実際の使用には全く問題ありません。ユーザーインターフェースが、GrabやGojekなどとはずいぶん違います。慣れるまで戸惑うでしょう。カンボジアではGrabも利用できますが、国産アプリということでPassAPPドライバーのほうが多いので、PassAPPのほうがドライバーが見つけやすいと思われます。

アプリケーションを立ち上げると、最初はどのタイプの乗り物に乗りたいかを選びます。

 

その後、目的地を検索します。この段階でマップが表示されないので、実際に自分の行きたい場所と合致しているかどうかが分かりません。同じ名前だけど場所が違うカフェとかもあると思いますので、マップがあるほうが安心できますね。

オーダーを出した後は、マップが見れますので、GrabやGojekと変わりません。

 

まとめ

10年ぶりに来たプノンペン。様々な面が大きく変わっていた。

ちなみに上の写真は、カンボジアのサッカー代表監督の本田圭佑氏が前面に出ている看板です。日本企業の広告なので、本田圭佑監督が前面に立っているのでしょう。カンボジアのサッカースタジアムにあるカンボジア代表のポスターには本田監督の絵はなかったので、日本企業の広告なのが理由でしょう。基本的にサッカーのポスターは選手が主役で、監督を前面に押し出すポスターはあまり例がないと思います。

プノンペンは随分治安が良くなったように感じました。10年前にプノンペンに来たときは、どう考えても立ち入ってはダメみたいな場所もありましたし、お昼の時間帯ももっと殺伐としていたような気がします。クラタペッパーで出会った日本人の方に聞いたところ、この10年間で、中間層が激増したようです。中間層が増えると、社会が安定するのでしょう。逆に経済が悪くなり、中間層が破壊されると、自暴自棄の人が増えて、不安定化するのはどこに国でも同じでしょう。

旅のハイライトはナガワールドでした。今まで行ったことのあるカジノは、シンガポール・マカオ・マレーシア・ベトナム・ネパールでした。マカオはずいぶん昔の話であるし、ネパールやベトナムのカジノは部屋の中でカジノをやっているようなごく小規模のものだ。今回初めてプノンペンの大型カジノの、ナガワールドに行ってみて色々気づきました。シンガポールやマレーシアのカジノは、ある程度品の良い家族向けなのですね。シンガポールは政府の管理が行き届いており、クリーンなカジノのイメージがあります。マレーシアはとりあえずイスラム国家のため、あまり度を越したカジノが作り出す雰囲気を押し出してしまうことは国家と多数派のムスリムが許しません。

しかし、カンボジアにはそのような歯止めはありません。マカオと同じようなものです。端的に言ってしまえば、『飲む・打つ・買う』が大っぴらに行われているということです。ホテルのロビーには、中国人などの外国人に買ってもらうために現地のカンボジア人女性が並んでいます。カンボジアのGDPの数割にも届くナガワールドのカジノビルが一つあり、その周辺の庶民の生活は足元にも及ばないほどの月額給与ということになれば、その落差が大きいほど、市民の生活の形を大きく変えてしまいます。現在日本では北海道・東京・大阪などにカジノを作る計画が進んでいますが、日本で開業するカジノが、シンガポールやマレーシアのようにある一定の歯止めが設けられるとはとても思えませんね。『飲む・打つ・買う』が大っぴらに行われるマカオ型・カンボジア型になるのは容易に想像できます。そのカジノがある場所でカジノが行われるという事実だけではなく、巨額のお金が動く場所が一か所できれば、周辺の生活形態もそれらに引きずられて大きく変わることは容易に想像ができます。ですが、多くの日本人は海外旅行にもいきませんので、あまり実情を見てきている人はいませんので、自分たちの街全体がどのように変化していくかの想像ができないのかもしれません。

また、中国のカンボジアへの進出の変化にも驚きました。以前、カンボジアのシアヌークビルというビーチに行ったことがあるのですが、そこはもう誰もが認める中国に経済的占領をされたような場所です。街中に中国資本のホテルやカジノが立ち並んでいるため、市民はうんざりした顔をしていました。シアヌークビルほどではないですが、プノンペンもそこら中に中国主導の開発が進んでいます。レストランも、クメール語ではなく、中国語のメニューや看板が立ち並びます。

近年、日本国内でも、中国人が北海道の不動産を買いあさっている、リゾート地であるニセコや水源地が中国マネーで買い取られているというニュースをよく耳にします。実情を見ていないため、何も言えないのですが、日本の人たちの気持ちは、このカンボジアの人たちと同じ感じなのではないかと想像します。悔しい気持ちはわかるのですが、経済競争で負けたのであれば仕方ない面もあるのではないかと思います。

旅を通じて、意外とお金がどんどん減っていきました。あまり大きなことにお金は使っていないのに、インドネシアを旅するよりもどんどん金が減っていきました。原因としては、オイルが高いことが原因だと思われる。レギュラーガソリン1リットル当たり約1ドルでした。カンボジア人の給与に比較して、ガソリンの値段が高すぎます。オイルが高いため、タクシーやトゥクトゥクなどの交通費も高くなるんですね。オイルが高いということはそれに付随して、あらゆるものの物価が上がり、市民生活は苦しくなるということがよくわかります。

あと、思ったことは、カンボジアのショッピングモールなどのエスカレーターの下りのスピードが遅すぎるということですかね。上りは普通なのに、下りは半分以下のスピードなのが驚きでした。どこに行っても同じでしたので。

ではでは。少し長い記事になりました。ネットワーク環境によっては重い記事になったかもしれません。5Gが始まれば、データ転送量が早くなるため、もっと軽くなるかもしれませんね。このブログで紹介した場所は、2回目以降にプノンペンに行く人におすすめかな。最初のうちは王宮とかキリングフィールドとかのメジャーなところに行くほうがいいと思います。

ではでは。



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