パタヤのウタパオ空港は利用する意味無し【2019年5月現在において】
友達とバンコクで出会う予定でしたが、急遽パタヤで合流することになりました。そのため、今回はパタヤのウタパオ空港を使用することになりました。
結果としては、例えパタヤに行くことになったとしてもバンコクの空港(ドンムアンやスワンナブーム)を利用するべきだったと考えています。
なぜなら、
- バスチケット代が高い
- Grab価格もメチャメチャ高い
- 道路が混むと、ウタパオ空港からパタヤ市内まで2時間以上かかる
からです。
正直意味無しですね。
友人の送迎などがある場合以外は、ウタパオ空港は関わらなくていいと思いました。
では、なぜそう思ったかは以下をご覧ください。
ウタパオ空港からパタヤへの移動方法
ウタパオ空港外観はこんな感じです。周りにはそんなに何もありません。
空港の外に出ると、タクシーやミニバスの看板があります。
Start from 50 バーツとありますが、パタヤ市内まではほぼ250バーツになるでしょう。
ちなみに、Grab Taxiで検索すると、970バーツと出てきました。別に高い時間帯とかではなく、常にこのくらいです。Grabでこの価格ならば、タクシーなどはもっと高いのは分かりますね。ちなみに、パタヤ市内でタクシーに「ウタパオ空港までいくらですか?」と聞いてみると、1000バーツと言われます。どうもパタヤはGrabに相当圧力をかけているみたいですね。
真面目に仕事をすればよいのにと思うのですが。
バンコク – パタヤ間(150km)の道のりがバスで110バーツくらいなのに、ウタパオ空港 – パタヤ間(40km) の道のりのバスが250バーツというのが納得できるわけは無いですよね。
ちなみに高いからサービスが良いとか、早いとかは全然ありません。
ちゃんといつものごとく、時間になろうがなんだろうが、バスが乗客で満席になるまで発車しません。
まとめると、ウタパオ空港 – パタヤ市内までは、バス・ミニバス 250バーツ以外の選択肢はありません。
ウタパオ空港からパタヤ市内
ミニバスなのかバスなのかミニバンなのか分かり難い大きさです。
ちなみにチケット購入時に、ホテルの場所を告げますので、ホテルまで連れてってくれます。だけどドライバーが酷い場合もあります。計画性無くパタヤ市内をぐるぐる回るので、何番目に自分のホテルの番が回ってくるのかも分かりません。敵どうなところで降りて歩いた方が早い場合もあると思われます。
チケットはこれだけです。
おそらく混んでいなければ、パタヤ市内まで1時間弱。そしてその後乗客のホテル巡りをして、10分20分の追加といったところでしょう。
僕の場合はすごく道路が混んでいました。15:40くらいに出発して、パタヤ市内の自分のホテルに着いたのが18:10くらいでしたね。合計2時間半はかかった計算になります。
一つ理由があります。
僕はクアラルンプール – パタヤ間はエアアジアを利用したのですが、現在エアアジアでは下記の時間の便しかありません。
パタヤ現地着が、現地時間で14:20です。遅延をすれば若干遅れるでしょう。
そして、イミグレを超えて、いつ発車するか分からないバスチケットを購入すると、空港からパタヤ市内へ向かうのは、おそらく16:00くらいになるでしょう。
そんなのは夕方の渋滞の時間に真正面からぶつかることになります。
なので、このクアラルンプール – パタヤのエアアジアは、渋滞に巻き込まれることがほぼ確実な路線なのです。
ちなみにパタヤ市内からウタパオ空港へ向かう際は、1時間程度でつきました。朝の11時30分発だった為、特に渋滞が無かったからかもしれません。
それだったらクアラルンプール – バンコク間のエアアジアなり他の航空会社でも良いので、路線の多いバンコクを利用したほうが、自分の好きな時間を選べるし利便性が高いです。
しかも、バンコク – パタヤ間はバス代が110バーツ程度でしょう。
この時点で、ウタパオ空港を利用する理由はゼロなんですな。
しかも私の場合は、バスの利用者のホテルの場所がそれぞれ離れていたからなのか、途中で全員をバスから降ろして、小型のミニバンに乗客を分けることになったため、また別途に時間がかかったわけです。
パタヤ市内からウタパオ空港
さてと、いろいろ文句はあるのですが、パタヤ市内からウタパオ空港に戻る方法としても、タクシーという選択肢はありえません。
行きと同じように、ミニバン・バスの250バーツがお得です。
予約場所は、セントラルフェスティバルの横です。
地図ではこちらになります。
別にエアアジアの運営ではないような気がするのですが、なぜかエアアジアと記載があります。
料金は250バーツのみです。
スタッフの人が座っているので、その人に話をします。
こちらの表は到着時かな。
こちらは出発時。空港へ戻る際には、こちらの方が重要ですね。フライト番号を伝えれば、これに乗ればOKと教えてくれます。
ビジネスカードをもらったので、こちらに事前に連絡するのもありかな。でも上の旗とは番号がなぜか違いますね。
LINEとWeChatがあります。Wechatがあるのは中国人向けでしょう。
お金を払うと、このようなレシートをくれます。自分のホテルからウタパオ空港までの送迎です。
あとで、ラインでこのように連絡が来ますので、安心ですね。
というわけで、バスでパタヤ市内からウタパオ空港まで帰ります。
ちょっとした嬉しい補足情報としては、パタヤからウタパオ空港に帰る際には、バスのルートが、Khao Chi Chan Buddhaという山に大きな仏陀の絵を描いた観光地の道を通るようになっています。
そのため、空港行きのバスの右側の席に座っていれば、車の中からですが、下記のような感じで Khao Chi Chan Buddhaが見れます。
パタヤの中では有名な観光地ですが、わざわざ車で行くのも面倒であり、そこまでの価値が無いかなみたいな感じの観光地なので、お金や時間をかけなくてもバスから見れるのは、お得だと思います。
ウタパオ空港の概要
パタヤの南側。約40km離れています。バンコクとパタヤが約150kmですので、ずいぶん近く感じます。まあバンコク – パタヤ間は高速があるので所要時間は2時間30分くらいですが。
ウタパオ空港内部
新しいか結構キレイです。不衛生さは感じません。空港の中に入ったエリアには簡単な軽食屋があります。が、イミグレを超えると、一切レストランがありません。サンドイッチが700円で売っているような意味の分からないお店はあります。
ですので、空港でご飯を食べようかなと考えられている方は、空港の入り口のすぐ外に飲食店が並んでいますのでそこで食べる方がよいでしょう。
バスがウタパオ空港に着いたときは、なぜか空港の外に飲食店が並んでいるのだろう?と思いましたが、空港内にレストランが無いからなんですね。
イミグレを過ぎたらもう戻れないと思うので、おなかがすいている方は、事前に空港の外で食べるのが良いです。
免税店
出発ロビー
割と閑散とした感じ。便が多い時間は違うでしょうが、基本的には暇そうな空港でした。タイでは、パタヤを年間2000万人観光客の町(ファミリー層を多くしたい計画の様子)にしたいようですので、将来を見越しているのでしょう。
ちなみに現在は1100万人の旅行者の様子。
中国・韓国は増えているので、インドがより増えればいけるかな。
ほとんどがエアアジアとタイのライオンエアですね。
スタッフの方に、スマートフォンを充電できるところはあるか?と聞いたら「無い」とのこと。「嘘だろこのご時勢にそんな空港あるの?」と思いましたが、別のスタッフに聞くと、いくつかの椅子の下にあるとのこと。数は少ないですが、座席に下にありますのでチェックをしてください。
まとめ
パタヤのウタパオ空港については、現時点では使う意味無しだと思われます。
が、どうも将来的には、空港と市内を高速道路でつなぐ計画があるようで、それが開始すれば、利便性が向上するかもしれません。
ですが、現状は駄目ですね。
まるで利用する価値が無い。
なぜなら、
- 時間帯によっては渋滞が酷い
- 【タイの得意技】観光客の移動手段選択肢を排除した上での、脅威のぼったくり価格
によってです。
個人的には、タイほどこの手のボッタクリが酷い国も無い印象があります。
プーケットでは、観光客にはエアポートタクシーを薦めて、ローカル向けの安いバスは徹底的に隠しますしね。
タクシーなどのドライバーの人は、この手のくだらない金儲けではなく、真面目に社会に役立つ仕事をするか、なんらかの社会的に必要とされるようなスキルを身につけるなどの自己研磨に努めてほしいですね。
以上、ではでは。