パロディ記事。〜数年後の通貨危機の日本を想って〜

  下記の日経の記事が面白かったので、数年後の日本を想像してパロディにしてみました。   ラストは産経風に(;^ω^)   以下、パロディ記事です。     円急落、市民は外貨求め奔走   20xx年8月xx日     10日日本の円通貨は一時前日比約2割急落し、145円の過去最安値を更新した。相場の激変を受け、市民は両替所や銀行を訪れ、外貨確保に奔走した。     10日、大阪の大黒屋両替所には多くの客が集まった。     「たったの30分でこんなに動くとは」。大阪の難波の両替所の前には人だかりができていた。     大学を卒業したばかりという久保さん(22)は手持ちの20万円をドルとユーロに両替した。「タイミングに迷い、コーヒーを飲んでいるうちに6000円損してしまった」と悔しがった。     店頭の掲示板には客が円を売ってドルを買う際のレートが1ドル=160円と表示された。     両替商の宜保さん(40)は「まだ円は下がるだろう。数万ドル単位の大口のドル買い客には『手持ちのドルが不足している』と伝え断っている」と教えてくれた。     近くの銀行店舗では窓口の女性が「ドルやユーロを求める客がこんなにやって来たのは初めてだ」と疲れた表情で語った。小口の両替や預金引き出しは問題ないが、大口客には事前に必要額を指定して、再訪するよう求めたという。     市民の間では政府が外貨取引や預金引き出しを制限する「資本規制に乗り出すのではないか」との噂も広がる。ただ、2015年夏に資本規制を実施したギリシャのように、銀行やATMに市民が殺到し、行列を成すような事態にまではまだ至っていない。     安倍首相は10日の演説で「いわゆるまさに枕の下のドル、ユーロ、金を円に両替してほしい。直ちに影響を及ぼすような数値ではない。いわば大丈夫です。政府を信頼してください。一般にですね、経済が崩壊するという事象は断じてありません。」と円の買い支えを呼び掛けたが、自国通貨の購買力低下に苦しむ国民が応じるかは未知数だ。     日本を愛する日本人であるならば、市民は手持ちの金や外貨を円に交換し、自らの身を投げ売って救国すべきではないだろうか。...