HSBCクレジットカードをお勧めしない理由。空港ラウンジサービスの貧弱さと付帯旅行保険の削除

皆さんクレジットカードを持っていると思うんですよね。外国人は基本的にクレジットカードを作るのが難しいため、母国で作成したカードをそのまま利用しているケースも多いでしょう。僕も居住しているマレーシアでクレジットカードを作りたかったのですが、なかなか作るのが手間だったりしてたのですが、ようやくカードが届きました。正確に言うと、数年前に普通に作る機会があったのですが、僕が断っちゃったんですよね。 『僕はクレジットカードを使うことがあまり好きではありません。現金を使うほうが良いので、今回は必要ありません』と。 あれが大失敗でしたね。あれで数年間無駄な時間を過ごした。今まではデビットカードばかり使ってましたが、どう考えてもクレジットカードは便利なんですよ。Lazadaでオンラインショッピングをしたりいろいろと。例えそのうち、Alipayなどのスマートフォンを利用した決済が普及しても、クレジットカードは必要な状態は続くでしょう。ということで、再度クレジットカードを申請して、届いたHSBCのクレジットカードの付帯サービスを確認していました。いろいろ確認した結果、付帯するサービス内容があまり良くなかった気がします。そのため、来年は別のクレジットカードを申し込もうかなとも思っています。せっかくHSBC Premier Credit Cardの内容について約款を読んだりといろいろ調べていましたので、それらをまとめてみました。個人的にも、空港のラウンジサービスやクレジットカードのサービス内容について詳しくなった気がしています。 なお、同じHSBC のクレジットカードでも、国が違えば内容が違うことも多いと思われます。ですので、本記事はあくまでマレーシアのHSBCに関する記事です。 目次【本記事の内容】 1.HSBC Premier Credit Cardをオススメしない理由  1-1.HSBC Premier Travel Credit CardとHSBC Premier World Credit Cardの比較  1-2.空港ラウンジサービスの違い  1-3.海外旅行保険の付帯サービスが削除  1-4.他の銀行との比較  1-5.結論 2.まとめ     HSBC Premier Credit Cardをオススメしない理由   HSBC Premier Travel Credit CardとHSBC Premier World...

中華系マレーシア人との結婚を考え直した理由

          青空に線を引くひこうき雲の白さはずっとどこまでも ずっと続いてく明日を知ってたみたい 胸で浅く息をしてた熱い頬 さました風も おぼえてる             2年少し前に、何度も何度も、何度も何度も聞いていた歌を思い出した。僕が一言言葉を発したあの時に、一瞬で雰囲気が変わったあの瞬間のことは、今でもよく覚えている。何かがガラガラと崩れていくような、見えているものが見えていないような、聞こえている音もうまく聞こえていないような。何かが終わったのは分かっていた。あまり空気が吸えなかった。浅く息をしてた。あの時以降の、数十分間程度の記憶は今でもない。       さて、たった2日間くらいで公開中止にしたブログは、以前からたまに、『あの記事を読みました』と言われることがあった。公開していた期間は短かったのに、あの記事を読んだ人がそんなにいたのかと驚かされることが多かった。あれからずいぶん経った。久しぶりに読み直したが、文章にまとまりがないと感じた。実は一年前にとある事が起こって、一つの答えを自分の中で見つけた気がした。今ならもっと客観的に書ける、そう感じた。そして、この内容の記事を必要としている人は、実は大変多いことも知っている。マレーシアに限った話ではない。世界中のどこでも通用する話だと思う。2年以上前の当時の文章で使えるものはそのまま残しつつ、現在のことも引用として補足したいと思う。     結婚を考えていて、指輪も買っていました。コロナウィルスによるマレーシアの都市封鎖がなければ、すでに大使館などに婚姻書類を提出していたでしょう。ですが、結婚を中止にしました………………なんていう経験をした人はそう多くはないでしょう。   僕は日本人ですが、昔マレーシア国内で、中華系マレーシア人の女性と1年近く付き合っていました。お互い結婚する予定でした。マレーシア国内で在住日本人がローカルマレーシア人と結婚する場合は、まず日本大使館に行く事になります。その後、マレーシア国の結婚機関に申請することになります。結婚の申請をするために、すでに日本から戸籍謄本も取り寄せていました。そんな中、2020年にコロナウィルスによるロックダウンが始まったことで、外出もできず、大使館も一時閉鎖になりました。もしロックダウンがなければ、おそらく私たちは日本大使館に書類を申請していたでしょう。結局、ロックダウン中に、いろいろ考え直したことで別れました。仲も良かったのですが、そのような中でどうして結婚を辞めたかは、彼女が私に出会う前に不動産を購入していたことに起因します。そして、もっと重要だったことは、そのこと(不動産)について、お互いにじっくりと話し合うことができなかったことです。今思い返せば、根本的な原因は不動産ではなく、出てきた問題に対して、お互い冷静に話し合うことができなかったことが、僕が彼女に対しての信頼をできなくなったことでした。主な不動産の問題をリストにすると下記になります   彼女が数年前に不動産を購入したが、実際に住宅ローンを支払い続ける資力がなかった(ローカル友人や同僚に確認したが、明らかに彼女の給与で支払える範囲を超えていた) 私は彼女の住宅ローンを支払うことはできた。でも名義は彼女100%。なにそれ?危なくない?もしも離婚したら、私どうなるの?なぜ私の名義でない住宅のローンを払うんだよ? その彼女の購入していた不動産自体が、私がお金を支払う先として全く興味を持てなかった(私は日本にて、不動産物件を自分で購入・賃貸・売却の経験があるため、少しは不動産に対する知識があった。彼女は私に出会う前に不動産を購入していたため、私はその物件に関しては何も知らない。家を購入していたという話だけは以前から聞いていたが、詳細は聞いていなかった) 不便な場所にある。他の友人の意見でも、とても毎日居住して会社に通勤できる場所ではなかった   ということで、当時はどうするべきかをいろいろ考えていました。その際に本当に多くの友人や同僚からいろいろな意見を聞きました。それらはほとんど傾聴に値する意見でした。基本的には自分の思考を整理したいという意図が主だったのですが、こういう情報が必要なケースに直面している人もいたりするでしょう。そのため、とりあえずブログに残しておくことにしました。なお、おそらくこのケースは、そんなに珍しいものではないと思います。マレーシアでは非常によくあるケースだと思いますし、似たようなケースはアジア中にあるでしょう。いや、国際結婚の場合は、どこの国だろうと、この問題は避けて通れないのではないかと思います。   なお、この記事を残す理由は、下記の2つである。 起こったことを正確に整理する 後世の他の方々のために残しておく     目次【本記事の内容】 問題の不動産情報...

インドらしくない落ち着いた街 コーチ観光

インドのコーチに行ってきました。コーチは新しい名前なので、コチやコーチンのほうがまだよく聞く名前だと思います。コロナウイルスが世界的に流行しだした2020年2月に行ってきました。実をいうと、今回の旅行は、中国の成都や重慶に行く予定でした。ですが、コロナウイルスのニュースが始まってから、中国に行くのは危ないかもしれないかなと思いだして、もう一つの候補であったインドに行く計画に切り替えたのです。もう少しコロナウイルスのニュースが始まるのが遅ければ、私は中国行きの航空券を購入し、ホテルを予約していたでしょう。世界中にこういう人は多かったと思います。行き先が中国でなくても、東南アジア諸国に旅行に行く予定だったがコロナウイルスの心配をしているとか、すでにチケットを買ってしまっておりキャンセル料がかかるのか全額払い戻しされるのか?と、いろいろなケースがあったでしょう。私の場合は行き先がインドであり、インドではコロナウイルスは感染者がいなかったので、空港や飛行機の中とかは心配でしたが、行き先を心配する必要はあまりなかったです。コーチには2日間滞在しました。どちらかというと、チェンナイやバンガロール・ムンバイなどの大都市が目的であったため、コーチはそのついでに立ち寄ろうという感じの訪問でした。ボートの中に部屋があり、ボートの中で内陸部の水郷地帯を楽しむハウスボートが有名なのですが、時間がなかったのでそこはパスしました。コーチの見どころは、フォートコチというエリアに固まっているので、歩いて見て回るだけでも、短い滞在期間でもコーチ観光を楽しむことができます。   目次【本記事の内容】 1.コーチ基本情報  1-1.場所・地図  1-2.どんな街?概要 2.コーチ観光  2-1.Santa Cruz Cathedral Basilica Kochi サンタ・クルーズ・カテドラル・バシリカ・フォート  2-2.Princess Street  2-3.St. Francis CSI Church 聖フランシス教会  2-4.Fort Kochi Beach フォート・コチ・ビーチ  2-5.Chinese Fishing Nets チャイニーズフィッシングネット  2-6.Mattancherry Palace マッタンチェリ宮殿  2-7.Jew Town ユダヤ人街  2-8.Paradesi Synagogue パラデシ シナゴーグ  2-9.Kerala Kathakali Centre...

インド最大の都市 ムンバイ観光

インド最大の都市ムンバイに4日間滞在してきました。ムンバイは観光都市ではないと思うので、ムンバイを旅行する人はあまりいないような気もするのですが、2000万人都市圏ですので、観光地としてというよりも、様々な文化が共存している都市でもあります。安く素晴らしいクオリティの宿も見つけましたので、短期滞在にも向いていると思います。数日も滞在していれば、観光客目線ではなく、居住者目線でも街を見ることができます。給料も環境も良い仕事があるのならば、住んでもいいのではないかなとも思いました。観光地としては、訪問してじっくり見るものよりは、一目見て満足できるようなものが多かったです。博物館はなかなか面白いですが、コルカタのインド博物館の素晴らしさには劣ります。中東が近いため、中東からの文化が混ざり合っていたりなどユニークな面もあります。 目次【本記事の内容】 1.ムンバイ基本情報  1-1.場所・地図  1-2.どんな街?概要 2.ムンバイ観光  2-1.Crawford Market クロフォードマーケット  2-2.Chhatrapati Shivaji Terminus railway station チャトラパティ・シヴァージーターミナス駅  2-3.ゾロアスター教のParsi Fire Temple  2-4.Yazdani Bakery  2-5.Horniman Circle ホーニマン・サークル  2-6.映画館  2-7.The Bombay Store ザ・ボンベイ・ストア  2-8.Marine Drive マリーン・ドライブ  2-9.Hanging Gardens 空中庭園  2-10.Haji Ali Dargh ハジ・アリ霊廟  2-11.Bademiya  2-12.Gateway Of India Mumbai...

南インドのタミル・ナードゥ州 チェンナイ観光

南インドにタミル・ナードゥ州と言う場所があります。個人的には、チェンナイという都市があるということは知らなくて、タイのチェンマイに似た名前で紛らわしいなぁ位にしか思っていませんでした。今回南インドを周遊する機会があり、チェンナイのことを調べてみました。私はマレーシアに住んでいるのですが、マレーシアに住んでいるインド系マレーシア人は、遠い昔にこのタミル・ナードゥ州とケララ州から移住してきた方々が先祖であることが多いです。マレーシアに住んでいる中華系マレーシア人は、中国の福建省や広東省から先祖様が移住してきている人たちが多いです。中華系の華僑はよく話題に上るのですが、インド系の印喬については、マレーシアでも全人口の10%程度しかいないということもあり、今までよく知りませんでした。おそらく、印喬とタミル・ナードゥ州の人たちは、彼らの中のビジネスや親戚関連などの密接な関係はあるのでしょう。せっかくマレーシアに住んでいるので、印喬のことも知ってみたいと思いました。実際にチェンナイを訪れていると、『マレーシアから来ました』と伝えると、喜んでくれる人が多かったです。仲間意識があるのだなと感じました。街の雰囲気などいろいろ見てみましたので、いくらか記載しておこうと思います。     目次【本記事の内容】 1.チェンナイ基本情報  1-1.場所・地図  1-2.どんな街?概要 2.チェンナイ観光  2-1.Thousand Lights Mosque  2-2.Government Museum チェンナイ州立博物館  2-3.George Town ジョージ・タウン  2-4.Madras High Court マドラス高等裁判所  2-5.Fort St. George セント・ジョージ要塞  2-6.Dr MGR Memorial  2-7.Puratchi Thalaivar Dr. M.G. Ramachandran Central Railway Station チェンナイ中央駅  2-8.Marina Beach マリーナビーチ  2-9.Vivekananda...